【モナコＧＰ予選】セバスチャン・フェテルがポールポジション

Ｆ１世界選手権シリーズ今季第６戦、伝統の第６９回モナコＧＰは２８日、モンテカルロ市街地コース（１周３．３４０キロ）で２４台が参加してノックアウト方式の公式予選を行い、昨季覇者のセバスチャン・フェテル（ドイツ＝レッドブル・ルノー）が１分１５秒９７３で今季２戦ぶり５度目、通算２０度目のポールポジション（ＰＰ）を獲得した。フェテルは、モナコでは初のＰＰ。

　２位にジェンソン・バトン（英国＝マクラーレン・メルセデス）、３位にマーク・ウェバー（豪州＝レッドブル・ルノー）。モナコＧＰで過去５勝のミヒャエル・シューマッハー（ドイツ＝メルセデス）は５位だった。

　２度目のモナコ挑戦となる小林可夢偉（ザウバー・フェラーリ）は１回目を１３位で通過したが、２回目も１分１５秒９７３の１３位で、上位１０台による３回目進出を、４戦連続で逃した。

　予選３回目は、セルヒオ・ペレス（メキシコ＝ザウバー・フェラーリ）がトンネル出口でクラッシュしたため残り２分２６秒で赤旗中断。約４０分後に再開したが、誰も有効なタイムを出せなかった。

　決勝は２９日午後２時（日本時間同９時）から、７８周で行われる。

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