【日本GP】フェテルが史上最年少で2年連続王者に、優勝はバトン 小林可夢偉は13位 [F1]

 フェテルb.jpgF1世界選手権シリーズ今季第15戦・日本GPは9日、三重・鈴鹿サーキット(1周5.807キロ)で24台が出走して53周の決勝を行い、セバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)が4戦を残して2年連続でのドライバー王座獲得を決めた。2連覇は2006年のフェルナンド・アロンソ(スペイン=当時ルノー、現フェラーリ)以来9人目で、24歳98日は史上最年少。

 レースはジェンソン・バトン(英国=マクラーレン・メルセデス)が1時間30分53秒427(平均時速202.972キロ)で第11戦・ハンガリーGP以来の今季3勝目、通算12勝目。アロンソが2位、フェテルは3位。小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)は13位でゴール、第10戦・ドイツGP以来、今季8度目の入賞はならなかった。

         ◇
セバスチャン・フェテルf.jpg
 ポールポジションから出たフェテルは、2番手発進のバトンを牽制しつつ第1コーナーに入り、リードを保った。バトンは同僚のルイス・ハミルトン(英国)に先行されたが、8周目にハミルトンをかわして2位に浮上。その後はペースを上げてフェテルを追うと、ピットストップのタイミングでフェテルをかわした。中盤、コース上に落ちた部品の処理のためにセーフティーカー先導となった際も、レース再開直後に最速ラップを連発してフェテルを突き放した。フェテルはその後、ピットストップのタイミングでアロンソにも先行された。

 この結果、選手権ポイントはフェテルが327点、ランク2位のバトンが210点となり、残り4戦での逆転の可能性はなくなった。

         ◇

 自己最高の7番手から出た小林は、スタートで出遅れて12位まで落ちると、その後もペースが上がらず苦戦。入賞圏の9位まで浮上はしたが、終盤、後続に次々に抜かれた。

 決勝日の入場者数は10万2000人。3日間の合計は19万9000人だった。

 第16戦・韓国GPは14~16日、全羅南道霊岩郡の韓国国際サーキットで開催される。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。