【天皇杯】京都サンガ 勝利!決勝はFC東京と初のJ2対決 [サッカー]

天皇杯全日本選手権・準決勝J2で7位の京都が延長にもつれ込む死闘を制し、優勝した02年以来9年ぶりの決勝進出を決めた。元日の決勝はFC東京と京都の、史上初となるJ2勢同士の対戦となった。
京都・久保裕也sanspo-000-13-view.jpg
 先制したのは横浜M。前半42分、MF中村から絶妙のスルーパスをFW渡辺がゴール前に持ち込み、冷静にGKを交わし左足シュート。先制点を奪った。

 京都は後半5分、中央からドリブルで駆け上がったMF工藤が、ペナルティエリア外から豪快な左足シュートがゴール右に突き刺さり同点。さらに後半27分、ドゥトラが直接FKを右足でゴール右に決め勝ち越した。

 しかし横浜Mは後半ロスタイム、こぼれ球をFW大黒が右足で押し込み、土壇場で同点に追いつき延長戦突入。横浜Mにボールを支配された京都だったが、延長後半11分に途中出場の18歳FW久保が決勝点。さらに延長後半15分に途中出場のMF駒井がダメ押しの4点目を決めた。

 前半14分に途中出場し勝負を決めた久保は「最高っす。しばらく出れない日が続いたんで、絶対決めたいというのがあって。とりあえず、うれしいです。ここまで来たら絶対優勝しかないんで。絶対に勝ちたいです」と優勝を誓った。

 横浜Mは1992年以来19年ぶりの決勝進出を逃した。

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