赤羽有紀子 名古屋ウィメンズを走る [マラソン]

 ロンドン五輪出場を目指す女子マラソンの赤羽有紀子(32)=ホクレン=が1日、最後の代表選考レースとなる3月11日の名古屋ウィメンズ(旧名古屋国際)に出場すると発表した。
 エントリーしていた2月26日の東京マラソンは出場しない。
赤羽有紀子.jpeg
 女子マラソンの出場枠は3。1月29日の大阪国際では重友梨佐(24)=天満屋=が日本歴代9位の2時間23分23秒で優勝し、代表を確実にした。昨年11月の横浜国際を制した木崎良子(26)=ダイハツ=も有力で、名古屋では残る1もしくは2枠を争うことになる。

 日本陸連は昨年8月の世界選手権でメダルを獲得した最上位の日本選手を五輪代表にすると決めていたが、最上位ながら5位の赤羽は該当しなかった。国内の選考レースを走らなくても代表に選ばれる可能性はあるものの、他選手の名古屋の結果次第では厳しくなる。夫の周平コーチ(32)はブログで「最終的に悔いの残らない選択であると、有紀子本人が決断した」と経緯を説明した。

 名古屋には2004年アテネ五輪金メダリストの野口みずき(33)=シスメックス、横浜国際2位の尾崎好美(30)=第一生命、元日本記録保持者の渋井陽子(32)=三井住友海上=も出場の意向を表明している。
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