なでしこジャパン・仮想「カナダ」の豪州撃破 [サッカー]

 なでしこにとって壮行試合の豪州は、25日に迎えるロンドン五輪1次リーグ初戦の仮想「カナダ」。高さとスピードを生かしたパワープレーが持ち味の難敵を寄せ付けず、佐々木監督にも「3-0というのは今の段階ではよかった」と笑顔が広がった。
壮行試合-p1.jpg
 1-0の前半46分、右サイドを駆け上がった近賀がグラウンダーのクロスを放り込むと、大儀見が体を投げ出すようにして押し込んで4試合連続のゴール。後半13分にはCKのこぼれ球を沢がゴールにたたき込んで低調だったスウェーデン遠征の鬱憤(うっぷん)を晴らし「サッカーを楽しめた」とほほえんだ。

 組織的な守備も機能した。前線からボールを持つ選手にプレッシャーをかけ、周囲も連動してパスコースを消す。ロングボールからゴール付近で1対1の局面を作られるという苦戦時のシーンはほとんどなかった。

 19日にフランスとの強化試合を残すが、なでしこのようなパスサッカーを武器にしており、タイプはカナダとは異なる。フィジカルが強い豪州を相手にボールを保持し続けてパワープレーも許さなかったことは自信になったに違いない。
壮行試合-p4.jpg
 「五輪は別物。緊張感もある初戦には魔物がいる。いい形で大会に入らせたい」と照準を25日に合わせる佐々木監督。五輪前に国内で行う最後の試合で、結果に内容がともなったなでしこは、手応えをつかんで欧州へ乗り込む。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。