【サッカーW杯アジア最終予選】復興途上のイラク善戦 ジーコ監督に歓声 [サッカー]

 試合前、ジーコ監督の名前がアナウンスされると、会場は異様な熱気に包まれた。スタンドを青く染めたサポーターからはブーイングに負けないぐらいの歓声が上がった。ジーコ監督.jpg鹿島の選手として草創期のJリーグ人気を支え、06年W杯ドイツ大会までの4年間、代表を率いたジーコ監督が日本に残した足跡がいかに大きかったかを示しているようだった。

 昨年8月、イラク代表監督に就任した。イラクが86年W杯メキシコ大会に初出場した際、代表監督を務めていたのがジーコ監督の実兄のエドゥー氏。イラクとはそんな縁もあったが、ジーコ監督自身、母国ブラジルで開かれる14年W杯出場に強い意欲を抱いていたことも大きかった。

 とはいえ、戦火の爪痕が生々しいこの国は最終予選でもハンディを背負う。ホームゲームを国内で行えないのもその一つ。政情不安などの影響もあり、国際サッカー連盟が昨年9月、イラク国内での試合開催禁止の処分を科したからだ。




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