プロ8年目の菊地絵理香が逃げ切りで悲願の初優勝 [ゴルフ]
◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日◇
熊本空港CC(熊本県)
◇6452yd(パー72)
2打差リードの単独首位でスタートした菊地絵理香が、
5バーディ2ボギーの「69」で回って通算9アンダーとし、
初日からの首位を守り切って悲願のツアー初優勝を飾った。
プロ8年目の菊地は、ウィニングパットを決めると右手で
ガッツポーズ、キャディとハグを交わし、
ついに手に入れた勝利を噛みしめた。
首位と4打差、通算4アンダーの2位に、
この日4ストローク伸ばす猛追で順位を上げたイ・ボミ(韓国)と
若林舞衣子。
通算3アンダーの4位に地元熊本県出身の上田桃子と、
藤田光里、渡邉彩香の3人が入った。
通算2アンダーの7位は申ジエ、ナ・ダエの韓国勢2人。
30位から出た有村智恵が最終日「67」をマークし、
通算1アンダーの9位に滑り込んだ。
通算1オーバーの14位でフィニッシュした永井花奈が
ベストアマチュア賞を獲得。昨年覇者の勝みなみは、
通算9オーバーの47位だった。
【三井住友VISA太平洋マスターズ】石川遼が2年ぶりV 最年少で10勝目 [ゴルフ]
男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズは11日、静岡県御殿場市の太平洋C御殿場(7246ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、2位と1打差の首位でスタートした石川遼は10番からの3連続を含む7バーディー、3ボギーで回り、通算15アンダーで1年11カ月27日ぶりに優勝し、優勝賞金3000万円を獲得。池田勇太が持つ26歳9カ月16日の記録を上回る21歳1カ月24日で通算10勝目を飾った(1973年のツアー制度施行後)。史上最速で生涯賞金獲得額は6億円を突破した。
1打差の通算14アンダーの2位には松村道央、さらに2打差の3位には藤本佳則がつけた。昨年覇者の松山英樹は通算11アンダーの4位だった。
石川は3番(パー5)でグリーン手前のバンカーからピン20センチに寄せてバーディーを奪うと、6番(パー5)ではグリーン左からのアプローチをピン1・5メートルに寄せてバーディー。好調なアプローチでスコアをまとめていった。後半の10番から3連続バーディーを奪って一時2位以下を引き離した。雨の降り出し、13番からはスコアを2バーディー、3ボギーと落としたが、かろうじて踏みとどまった。
【日本女子オープン】木戸愛 1オーバーで首位浮上 [ゴルフ]
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦・日本女子オープン第3日(29日、神奈川・横浜CC、6545ヤード、パー72) 2位で出た木戸愛(22)=ゼンリン=が73で回り通算1オーバーで中国のフォン・シャンシャン(23)=フリー=と並び首位に立った。
12位で出た宮里藍(27)=サントリー=が4バーディー、2ボギーの70で回り通算3オーバー、首位に2打差の4位に浮上。宮里美香(22)=NTTぷらら=は73で回り4オーバー6位。
単独首位に立って臨んだ14番(パー3)。木戸の第1打はグリーン右に広がる池に飛び込んだ。軽く振り抜きグリーン中央に乗せるつもりが「風に体が反応して緩んだ」という。
ただ、このミスに動揺しなかった。この日のテーマを「じっくりやろう」と決めていた22歳は「イメージできていた」自らの感性を信じ、ティーグラウンドから打ち直しを選択。ピン2メートルにつけボギーに納めると、何度も右手を振った。首位タイで迎える最終日。「目の前の1打にベストを尽くすだけです」とメジャー初優勝に思いをはせた。
12位で出た宮里藍(27)=サントリー=が4バーディー、2ボギーの70で回り通算3オーバー、首位に2打差の4位に浮上。宮里美香(22)=NTTぷらら=は73で回り4オーバー6位。
単独首位に立って臨んだ14番(パー3)。木戸の第1打はグリーン右に広がる池に飛び込んだ。軽く振り抜きグリーン中央に乗せるつもりが「風に体が反応して緩んだ」という。
ただ、このミスに動揺しなかった。この日のテーマを「じっくりやろう」と決めていた22歳は「イメージできていた」自らの感性を信じ、ティーグラウンドから打ち直しを選択。ピン2メートルにつけボギーに納めると、何度も右手を振った。首位タイで迎える最終日。「目の前の1打にベストを尽くすだけです」とメジャー初優勝に思いをはせた。
【ミヤギテレビ杯】森田理香子が今季初優勝 [ゴルフ]
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子最終日(23日・宮城県利府GC=6498ヤード、パー72)1打差の2位から出た22歳の森田理香子が67をマーク、通算14アンダーの202で今季初優勝、通算2勝目を挙げ、賞金1260万円を獲得した。
2打差の2位には前日首位の茂木宏美、さらに1打差の3位にはリ・エスド(韓国)が入った。67と追い上げた有村智恵が4位。横峯さくらは不動裕理らと並び15位。(出場59選手=アマ1、雨、気温19・5度、北の風2・4メートル、観衆7412人)
タグ:森田理香子
【マンシングウェアレディース】 永井奈都 逆転でツアー初V「こんな日が本当に来るとは…」 [ゴルフ]
女子ゴルフツアーのマンシングウェアレディース東海クラシック最終日は16日、 愛知県美浜町の新南愛知カントリークラブ美浜コース(6402ヤード、パー72)で行われ、首位と5打差の7位でスタートした永井奈都(30)が7バーディー、1ボギーの66とスコアを伸ばし、通算12アンダーの204でツアー初優勝を果たした。
佐伯三貴とイ・ボミ(韓国)が2打差で2位。首位スタートの全美貞(韓国)は74とスコアを落として4位に終わった。有村智恵は通算8アンダーで5位だった。
を
▼永井奈都の話 2桁(アンダー)のスコアを目指していた。1ホールずつ攻略しようと思った。実感がない。こんな日が来たらと思っていたが、本当に来るとは思っていなかった。
佐伯三貴とイ・ボミ(韓国)が2打差で2位。首位スタートの全美貞(韓国)は74とスコアを落として4位に終わった。有村智恵は通算8アンダーで5位だった。
を
▼永井奈都の話 2桁(アンダー)のスコアを目指していた。1ホールずつ攻略しようと思った。実感がない。こんな日が来たらと思っていたが、本当に来るとは思っていなかった。
タグ:永井奈都
【日本女子プロ選手権】有村が四大大会初優勝 [ゴルフ]
【米女子ゴルフ】 宮里美香 22歳で日本最年少 8人目の米ツアーV [ゴルフ]
米女子ゴルフツアーのセーフウェー・クラシックで優勝した宮里美香(22)は、同ツアーで日本選手では8人目。出場資格を持っての22歳での優勝は、2009年に24歳でエビアン・マスターズを制した宮里藍(27)を抜き、日本人最年少となった。
沖縄出身の宮里美は日本のプロテストを受けずに米ツアーに挑んだ。本格参戦4年目の今季は2位2度、3位1度と、優勝まであと一歩の成績を続けた。
宮里美香の話
「最高です。言葉が出ない。後半に入ってちょっと緊張して、フォーカスしようと、1打1打大事にやった。(後続に追い上げられ)ライバルは相手じゃない、自分との戦いだと思った。米ツアー4年目でやっと勝てた。もっと勝てるように頑張ります」
沖縄出身の宮里美は日本のプロテストを受けずに米ツアーに挑んだ。本格参戦4年目の今季は2位2度、3位1度と、優勝まであと一歩の成績を続けた。
宮里美香の話
「最高です。言葉が出ない。後半に入ってちょっと緊張して、フォーカスしようと、1打1打大事にやった。(後続に追い上げられ)ライバルは相手じゃない、自分との戦いだと思った。米ツアー4年目でやっと勝てた。もっと勝てるように頑張ります」
タグ:宮里美香 セーフウェー・クラシック
【CATレディース】斉藤愛璃、福嶋晃子ら首位 [ゴルフ]
【全英オープン】アーニー・エルスが10年ぶり2度目V ウッズ“タイガーチャージ”不発 [ゴルフ]
男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権は22日、英国中部のロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC(7086ヤード、パー70)で最終ラウンドを行い、42歳のアーニー・エルス(南アフリカ)が68で回り、通算7アンダーの273で10年ぶり2度目の優勝を果たした。メジャー通算4勝目。優勝賞金は90万ポンド(約1億1070万円)。
6打差の5位から出たエルスは前半に2ボギーをたたいたが、後半に4バーディーを奪って、首位を快走しながら15番から4連続ボギーと失速したアダム・スコット(オーストラリア)を逆転した。
75のスコットが1打差の2位。4位で出たタイガー・ウッズ(米国)は6番でトリプルボギーとするなど73と振るわず、74のブラント・スネデカー(米国)とともに通算3アンダーの3位。
タイガー・ウッズ(米国)は、3位に終わって2008年の全米オープン以来のメジャー優勝を逃した。36歳という年齢からか、持ち味だった追い上げの“タイガーチャージ”が不発だった。
日本勢は初出場の藤本佳則が通算7オーバーの54位、武藤俊憲は11オーバーの72位だった。
アーニー・エルスの話
「まだ実感がない。10年も優勝できなかったのだから、本当に信じられない気持ちだ。9番でボギーとして、気持ちを切り替えて積極的になれた。(2位の)アダム(・スコット)には申し訳ない思いだ」
6打差の5位から出たエルスは前半に2ボギーをたたいたが、後半に4バーディーを奪って、首位を快走しながら15番から4連続ボギーと失速したアダム・スコット(オーストラリア)を逆転した。
75のスコットが1打差の2位。4位で出たタイガー・ウッズ(米国)は6番でトリプルボギーとするなど73と振るわず、74のブラント・スネデカー(米国)とともに通算3アンダーの3位。
タイガー・ウッズ(米国)は、3位に終わって2008年の全米オープン以来のメジャー優勝を逃した。36歳という年齢からか、持ち味だった追い上げの“タイガーチャージ”が不発だった。
日本勢は初出場の藤本佳則が通算7オーバーの54位、武藤俊憲は11オーバーの72位だった。
アーニー・エルスの話
「まだ実感がない。10年も優勝できなかったのだから、本当に信じられない気持ちだ。9番でボギーとして、気持ちを切り替えて積極的になれた。(2位の)アダム(・スコット)には申し訳ない思いだ」