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【 ロンドン五輪】米満達弘が「金」 日本男子24年ぶり フリー66キロ級 [レスリング]

米満達弘-p1.jpg ロンドン五輪の最終日は、レスリング競技の男子フリースタイル66キロ級の決勝を行い、昨年の世界選手権銀メダリストで日本のエース、米満達弘(自衛隊)がスシル・クマール(インド)を2-0で下し、金メダルを獲得した。レスリングの日本男子の五輪「金」は、フリースタイル48キロ級の小林孝至、同52キロ級の佐藤満の2人が金メダルを獲得した1988年ソウル大会以来、6大会24年ぶり。

 米満の金メダルで、今大会の日本選手団のメダル数は38個(金7、銀14、銅17)となり、2004年アテネ大会(37個)を上回る史上最多を記録した。レスリングの日本男子の今大会メダルは銅2個に続く3個目。

米満達弘-p2.jpg 米満は第1ピリオド、相手選手への大声援を受ける中、低い姿勢からのタックルで1ポイントを先取し、先制した。調子がよいときには、香港映画のアクションスター、ブルース・リーを意識した軽やかなステップをみせる米満。「金」に王手をかけた第2ピリオド、相手を持ち上げて背中から倒し、3ポイントを取って、試合を決定づけた。

■米満達弘の話「夢みたい。まさか取れるとは思っていなかった。(決勝第2ピリオドのタックルは)狙っていた。過去の自分を超えたいと思ってやってきた」
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【 ロンドン五輪】湯元進一 銅メダル獲得 フリー55キロ級 [レスリング]

湯元進一-p8.jpg ロンドン五輪の第15日は、レスリング競技の男子フリースタイル55キロ級3位決定戦を行い、湯元進一(自衛隊)が昨年の世界選手権2位のラドスラフ・ベリコフ(ブルガリア)を2-0で下し、銅メダルを獲得した。今大会のレスリング男子のメダルは、グレコローマンスタイル60キロ級で銅メダルを獲得した松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)に続き、2個目。

 第1ピリオドは1-1の同点だったが相手が警告を取られたため先取。第2ピリオドでは相手の猛攻に耐え、1分44秒で相手を押し出して試合を決めた。

 湯元は11日に登場する60キロ級の湯元健一(ALSOK)と双子で弟。健一は北京五輪で銅メダルを獲得しており、“兄弟メダル”も達成した。湯元進一-p7.jpg



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【 ロンドン五輪】吉田沙保里も金、五輪3連覇果たす 女子55キロ級 [レスリング]

吉田沙保里-p1.jpg ロンドン五輪の第14日は、レスリング女子55キロ級決勝を行い、吉田沙保里(ALSOK)がトーニャ・バービーク(カナダ)を2-0で下し、金メダルを獲得した。アテネ、北京に続く五輪3連覇は63キロ級の伊調馨(ALSOK)に続く快挙で、レスリング女子が今大会獲得した金メダルは3つとなった。

 立ち上がりからお互いが牽制し合う中、吉田が得意の高速タックルを仕掛けて第1ピリオドを先取。第2ピリオドも残り30秒を切ったところで相手を押し出し、試合を決めた。

 吉田は初戦となる2回戦でケルシー・キャンベル(米国)を2-0で、3回戦でユリア・ラトケビッチ(アゼルバイジャン)を2-0で退けた。
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準決勝では5月の国別対抗戦、ワールドカップで敗れたワレリア・ジョロボワ(ロシア)に2-0で雪辱していた。

 ■吉田沙保里の父・栄勝コーチの話「最高です。最初はどうしても硬くなっていた。決勝は最後の試合だと思って、悔いのないように思いっきりやれと言った。(3連覇は)ぴんとこない。五輪に勝つだけでもすごいのに。3連覇は本当にすごい」

 ■栄和人監督の話「正直、この五輪は難しいと思っていた。(吉田)沙保里もトンネルを抜けきらない感じだった。いろんな人に支えられた。まだ力を残している感じで、最後に爆発してくれた。(3連覇は)今でも信じられない」
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【 ロンドン五輪】伊調馨も金 女子初の3連覇 63キロ級 [レスリング]

wrs12080904150005-p1.jpgレスリング女子63キロ級の決勝 伊調馨(ALSOK)が景瑞雪(中国)を2-0で下して金メダルを獲得し、五輪3連覇を達成した。3連覇は個人種目の日本勢では、柔道男子60キロ級の野村忠宏(ミキハウス)以来で、日本女子で初めて。

 決勝で、伊調は昨年の世界選手権3位の景に対し、積極的に攻め、第1ピリオドで相手をタックルで倒し、3ポイントを取って先取。第2ピリオドも足をとってホールドの体勢に入るなど、相手選手に1点もポイントを与えず、圧倒。前人未踏の偉業を達成した。

 伊調はロンドン五輪で4勝をあげたことで、2007年5月のアジア選手権のけがによる「不戦敗」を除くと、2003年3月以降続く自身の連勝記録を「153」まで延ばした。世界に伊調の不敗神話を改めて強く印象づけた。


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【 ロンドン五輪】小原日登美 悲願の金 女子48キロ級 [レスリング]

小原日登美-p1.jpg ロンドン五輪第13日はレスリング女子48キロ級の決勝を行い、31歳で五輪初出場の小原日登美(自衛隊)が北京五輪銅メダリストのマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)と対戦。2-1で下し、悲願の金メダルを獲得した。

金メダル量産が期待されるレスリング女子が上々のスタートを切った。






 小原は4点を先行され、第1ピリオドを先取された。第2ピリオドは1点を守りきって雪辱。運命の第3ピリオドはタックルで先取し、その後も相手の猛攻を抑えた。

小原日登美-p5.jpg 小原は初戦の2回戦でマロイ・メジエン(チュニジア)にフォール勝ち。準々決勝でイザベラ・サンブ(セネガル)を2-0で下し、危なげなく勝ち上がってきた。

準決勝では北京五輪金メダルのキャロル・ハイン(カナダ)も退け、五輪を目指してから実に10年越しの“悲願”を勝ち取った。
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【レスリング女子W杯】 浜口京子がマットに涙のキス 「これが最後、ありがとう」 [レスリング]

第1ピリオド1分10秒でフォール負けした浜口京子は試合後、闘ったマットの中央にキスをして引き揚げた。
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 理由を聞かれると涙を流し「日本で試合をするのは今回が最後だと思っていた。五輪はあるけど『ありがとう、レスリング』の気持ちで日本のマットに感謝を表した」と声を震わせ、ロンドン五輪が大きな節目であることをうかがわせた。

 26日に北京五輪覇者の王嬌(中国)を破ったが、この一戦でけがをしたという。故障部位は明らかにしなかったが「痛み止めを飲んでも痛みが引かず、何もできなかった」と顔をしかめた。



タグ:浜口京子
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【レスリング女子W杯】吉田沙保里が08年以来の黒星 日本は6年ぶりV [レスリング]

吉田沙保里e.jpg レスリング女子国別対抗戦、ワールドカップ(W杯)最終日は27日、代々木第二体育館で行われ、日本がロシアと対戦した決勝で、五輪3連覇を狙うロンドン五輪代表の吉田沙保里(ALSOK)が2008年1月のW杯以来の敗戦を喫し、連勝は58で止まった。

 日本はロシアを5-2で破り、6年ぶり6度目の優勝を果たした。3位は中国だった。

 7階級で争った団体戦。吉田にとっては、不安を残す大会となった。

 ほかの五輪代表組では48キロ級の小原日登美(自衛隊)と63キロ級の伊調馨(ALSOK)は勝ったが、72キロ級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は敗れた。




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【ロンドン五輪】吉田沙保里 自身の本懐満たす「出るからには3連覇」 [レスリング]

 アスリートの本懐はさまざまだ。「五輪に出たい」とする者、「五輪でメダル」とする者。志の到達点の差が競技者の価値を決めるものではないし、メダルの色に貴賤の差はあるまい。
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ただし、レスリング女子55キロ級の吉田沙保里の場合は、至高の輝きを持つメダルでしか自身の本懐を満たせない。

 「誰も作れない記録を作りたい。出るからには3連覇」。女子柔道の国民的ヒロイン、谷亮子(現参院議員)でさえたどり着けなかった日本女子未踏の高峰に、旗を立てようとしている。

 2004年のアテネ五輪、08年の北京五輪を2連覇し、世界選手権は9連覇中。ロンドン五輪で公約を果たせば、世界大会の連覇は「12」に伸びる。「霊長類最強の男」とうたわれた男子グレコローマンスタイル100キロ超級のアレクサンドル・カレリン(ロシア)に並ぶ記録だ。

 世界中のレスラーは畏敬を込めて「女カレリン」と呼び、日本のメディアは「カレリン超え」の難題を29歳に背負わせる。なのに吉田の笑顔は肩の荷の重さを感じさせない。「もっと頑張ろうという気持ちにさせてくれる。チャンスがあるのは私だし、『カレリン超え』っていい響き」
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 三十路の足音が近づくにつれ、体のきしみが気になるように。一直線のタックルに加え、組み手で相手を捕まえ、出し投げで泳がせ、バックを取る-。そんな円熟の技も増えた。だが、駆け引きと押し引きを使う今も、後ろに下がることは知らない。「大事なのはタックルに入る勇気、攻める勇気」。自らの影をも引きちぎる神速のタックルで、吉田はきょうも高みへと駆け上がる。
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山本美憂37歳 復帰戦V 五輪目指し全日本出場へ [レスリング]

山本美憂-2.jpgレスリングの元世界女王でロンドン五輪を目指し、7年ぶりに復帰した37歳の山本美憂(白寿生科学研究所)が16日、静岡県三島市で行われた全日本女子オープン選手権48キロ級で優勝し、五輪代表を選考する全日本選手権(12月21~23日・代々木第二体育館)の出場権を獲得した。

 初戦の準々決勝と準決勝でフォール勝ちし、決勝で植野さくら(自衛隊)を2-0で下した。

 1991年に17歳で世界選手権を初制覇し、94年、95年も優勝した山本は3度の引退を経て、6月に復帰を表明した。山本美憂15.jpg




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【世界レスリング】フリー66キロ級 米満達弘が銀メダル 五輪出場枠獲得 [レスリング]

米満達弘.jpg レスリングの世界選手権最終日は18日、当地で男子フリースタイルの3階級が行われ、66キロ級の米満達弘(自衛隊)は決勝でメディ・タガビ・ケルマニ(イラン)に敗れ、銀メダルだった。
 今大会の日本男子のメダルは2個目。フリー60キロ級に次いで、男子では二つ目のロンドン五輪出場枠も得た。
 米満は初戦の2回戦でモンゴル選手、3回戦でポーランド選手、準々決勝でアゼルバイジャン選手、準決勝ではブルガリア選手を下した。
 120キロ級の荒木田進謙(専大ク)は1回戦でインド選手を破ったが、2回戦でグルジア選手に負けた。2回戦から登場した74キロ級の高橋龍太(自衛隊)はキューバ選手に逆転負けした。ともに敗者復活戦に回れなかった。
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