高校野球 城南が甲子園初勝利 創部113年で・・・ [野球]

創部113年の歴史で初めて聖地に乗り込んだ県立校が、春夏3度の全国制覇を誇る強豪を力でねじ伏せた。「こんなことがあっていいのかと思うくらい。先輩方の思いがすべて詰まった試合です」。番狂わせを演じた城南の森監督でさえ驚きを隠せなかった。

 昨夏の甲子園4強の立役者となった報徳学園の田村を五回2死から攻略した。多田の左中間二塁打を足がかりに、4連打で2点を追加。中前適時打を放った竹内は「大きいのは狙わず、センター返しを心がけた」。4人の打球は例外なく、中堅から逆方向に飛んだ。
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 リードを保ったまま終盤へ。それなのに、高校野球界に広く浸透したフレーズが選手たちの頭にこびりついて離れない。「逆転の報徳」。

 3点差に広げた五回、直後の守りで1点差に詰め寄られ、七回にも1点を失った。遊撃手の柳川は「守っていて、ずっと嫌だった」。そんな重圧を自らのバットで振り払ったのは、力投を続ける竹内だった。九回、走者2人を置いて左越えに3ラン。最後の守りで2点を失っただけに、この一発が効いた。

 1898年に創部した徳島県内最古の野球部。狭いグラウンドは他の運動部との共用で、打者はバックネットに向かって打つ。創意工夫した練習は21世紀枠で選出された理由の一つだ。

 「できることをすれば何とかなる。やってきたことは間違いじゃなかった」と森監督。自身の言葉を証明する1勝となった。(細井伸彦)


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