選抜高校野球 東海大相模11年ぶりV [野球]




第83回選抜高校野球大会の決勝が3日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、2年連続9回目出場の東海大相模(神奈川)は29年ぶり2回目出場の九州国際大付(福岡)を6-1で破り、第72回大会(00年)以来2回目の優勝を果たした。

興南(沖縄)に敗れ、準優勝に終わった昨夏の全国高校選手権大会の雪辱を果たし、紫紺の優勝旗を手にした。九州国際大付は初の準優勝。東海大相模は昨夏からのメンバーである渡辺、田中らを中心に高い機動力と力強い打線を武器に勝ち上がった。

 東海大相模は2回戦の大垣日大戦以来2試合目の先発となる左腕の長田が、九州国際大付は5戦連続先発となるエース右腕の三好が先発。
東海大相模 長田.jpeg九州国際大付 三好.jpg
 先制したのは東海大相模。三回、左中間二塁打を放った先頭の渡辺が相手の守備のミスで三塁へ。1死後、田中が右中間へ先制適時二塁打を放ち、続く佐藤も左前適時打。この回2点を先取した。四回には渡辺が右中間適時三塁打で1点、五回には佐藤の中越え2ランで2点、七回には菅野のソロで1点と加点し、突き放した。投げては長田、近藤と継投し、九州国際大付打線を1点に抑えた。

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