イチロー今季初レーザービーム!松井秀を刺す [野球]

オークランド(米カリフォルニア州)3日(日本時間4日)】マリナーズのイチロー外野手(37)が「ジャパンデー」を強肩で盛り上げた。二回、日米通算2500安打を放ったばかりのアスレチックス・松井秀喜外野手(36)の三塁へのタッチアップを阻止。3打数1安打で開幕から3戦連続安打とし、“レーザービーム発祥の地”となったオークランドで衰え知らずのプレーを見せた。
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 二塁からタッチアップし、三塁を狙った松井を、右翼からの送球が楽々と追い越した。イチローの「今季初補殺」の犠牲者は、日米通算2500安打を記録したばかりの松井だった。

 祝福ムードに包まれていた敵地の空気をこの一投で静め、試合後は松井を容赦なく“口撃”だ。

 「まあ、普通あんまり見ないですねえ。あの距離で(タッチアップ)は。普通に投げればアウトになる。実際、すごく(ボールに指が)掛かったわけでもないですし」

 松井のヤンキース時代の借りを、ついに返した。07年9月4日のヤンキースタジアム。六回一死一、二塁の場面で、イチローは三塁へ向かう一走・松井を刺そうとするも、「遠近感を失って」三塁へまさかのゴロ送球。“ゴジラ狩り”に失敗していた。

 その雪辱を果たしたここオークランド・コロシアムは、イチロー・マニアには聖地の1つ。メジャー1年目の01年4月11日。イチローは三塁を狙った一塁走者を三塁上で刺したが、その弾道を見た実況アナウンサーが「レーザービーム」と絶叫。イチローの代名詞が誕生したのだ。

 だが、そんな“神話発祥の地”も、この日のイチローはバッサリ。空席が多く打球を見づらいことから「人が入らないからね、ここは。人が入るとちょっと違って見えるけど」。試合は負けたが、強肩と話術で別格の存在感を見せつけた、この日のイチローだった。





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