小山雄輝 他球団が「沢村より上」と警戒の真実とは? [野球]

「秘密兵器」「新星」とスポーツ紙が騒いでいるという。
26日からの6連戦に向け、空いていた先発「6番目の男」にドラフト4位ルーキー、小山雄輝(22=天理大)が大抜擢されることが濃厚なんだそうだ。
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 これまでの二軍戦4試合で1勝、防御率1.80。抜群の安定感を買われ、24日の一軍練習に参加した。シート打撃に登板し、西村などの先輩を押しのけ、30日の横浜戦先発に首脳陣のGOサインが出た。

 187センチ、77キロ。細身の長身から繰り出す直球の最速は149キロに達する。同期入団のドラフト1位沢村の陰に隠れて目立たなかったが、「腕のしなりとフォークが素晴らしい」と川口投手総合コーチの大のお気に入り。

開幕前最後の実戦となった今月8日の横浜との練習試合に小山を呼び、“一軍デビュー” をさせている。先発した沢村が4回3失点と苦しむ中、2番手で登板して1回を3人でピシャリ。原監督は「明るいニュースになる選手が出てきた」と目を細めていた。

 これに青ざめているのが他球団。「キャンプは二軍だったからデータがない」と某スコアラーが眉をひそめてこう言った。

「投球に角度があるから、それだけで打ちにくい。沢村のズドンとくる直球の球質とは違い、スピンが利いていてキレがある。さらに厄介なのはフォークボール。絶好調時の越智くらいの落差がある。スピードは沢村の方が少し速いが、フォーク、キレ、制球力、角度など、全体的なレベルは沢村より上ではないか」

 とはいえ、投球スタイルは直球とフォークのコンビネーション。チーム内では「越智とタイプが似ている」という声と同時に「リリーフタイプ。先発としては球種が少ないんじゃないか」と先発起用には懐疑的な見方もある。線の細さから、スタミナ面も不安材料だ。

 天理大からは初のプロ入り選手。4年時に母校の愛知・大府高で教育実習を行い、体育の教員免許を取ったくらいだから、プロがフルマークするほどの選手ではなかった。

「沢村より上」とはいかにも大げさだが、それだけベールに包まれているということか。



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