【Ｊ１】名古屋 楢崎正剛 痛恨クリアミスで４５０試合出場飾れず ドロー

（７日、名古屋１―１清水）

　名古屋の楢崎はＧＫでは史上初のＪ１通算４５０試合出場。せっかくの記念の試合に痛恨の表情だった。

　１点リードで迎えた前半１８分、バックパスをクリアしようとしたが、けり損ねてしまう。
ボールはゴール前で相手選手の足元に収まり、一度はシュートを防いだが、こぼれ球を押し込まれ、同点にされてしまった。
結果的にこの１点が響いて、リーグ戦２連勝を逃してしまった。

　「言い訳できない。凡人以下のプレーをした。がっかりしている」。
　楢崎は試合後、自分を責めた。Ｗ杯代表に４度選ばれた３５歳。プロ１７年目で到達した記録だったが、ほろ苦い日になってしまった。
「花を添えられなかった自分が恥ずかしい」と最後まで反省の弁だった。

　△ストイコビッチ監督（名）　後半、次々投入した若手に「練習で美しいプレーができても、試合で出さないと意味がない」と苦言を呈していた。

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