【渡部香生子】北島が異例の“代表入り”進言  [水泳]

競泳・ジャパンオープン最終日(22日、大阪・なみはやドーム)来年のロンドン五輪に向けて、“新星誕生”を予感させる中3の14歳、渡部香生子(JSS立石)が女子200メートル平泳ぎを2分23秒90で優勝。50、100メートルと合わせ平泳ぎ3種目をいずれも中学記録で制した。男子200メートル平泳ぎで優勝した五輪2大会連続2冠の北島康介(28)=日本コカ・コーラ=は、世界選手権(7月、上海)で渡部の“代表入り”を進言。平泳ぎの大先輩も熱いエールを送った。(サンケイスポーツ 伊藤昇)
渡部香生子b.jpg
 日進月歩どころではない。14歳の進化は、もっとスピード感がある。会場から大きなどよめきが巻き起こる。中学生初となる大会3冠を決めた渡部は、電光掲示板でタイムを確認すると、水中で大きく息をついた。

 「前半から積極的なレースができた。持っている力を思いっ切り出しました」

 最初の50メートルで頭1つ抜け出すと、その後も滑らかな泳ぎで後続を突き放す。たたき出した23秒台は、今季は北京五輪女子200メートル平泳ぎ金メダルのレベッカ・ソニ(23)=米国=しか出していない好記録。一気に今季世界ランク2番手に躍り出た。渡部は「目標の23秒台。すごくうれしい」と初々しくはにかんだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。