【阪神】マートンが火付け役で連敗ストップ [野球]

ここ3試合で計4点しか取れず、3連敗中の阪神。そんな沈み切ったチームの悪い流れをマートンがバットで断ち切った。

 一回、先頭打者として打席に立つと、吉見が投じた3球目の甘いスライダーを見逃さなかった。強く振り抜いた打球はチームカラーの黄色に染まった左翼席へ。チームにとって8試合ぶりとなる待望の先制点に、「甘い球を見逃さずにしっかりたたいて、早い回で点をとれてよかった」と満足そうな表情を浮かべた。
マートン.jpg
 ここまで打率・277と乗り切れず、守りでも5月26日のロッテ戦(甲子園)で、アウトカウントを間違えてスタンドにボールを投げ入れるなど失態が目立っていたが、この日は4打席連続安打と面目躍如の大暴れ。

 リードオフマンの活躍に刺激されたか、打線も鳥谷、新井貴、ブラゼルのクリーンアップにも適時打が飛び出すなど二回までに6点を奪う猛攻を見せた。ただ、三回以降は4安打で無得点。良い流れが持続しないのが今季の特徴だけに、「(二回で)先発を降ろしたまでは良かったがその後がな…」と和田打撃コーチ。久々の猛攻にも気分すっきりとはいかなかったようだ。



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