【U―22】日本 エジプトに逆転勝ち [サッカー]

来年のロンドン五輪出場を目指すU―22日本代表は10日、札幌ドームでU―22エジプト代表と国際親善試合を行い、2―1で逆転勝ち。9月21日のマレーシア戦からスタートするアジア最終予選へ弾みをつけた。
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 関塚監督は6月のオーストラリア代表との親善試合と同様、立ち上がりに失点したことを挙げて「課題の残る内容」としながらも「狙いとするスタイルでサッカーができた」と評価。「選手たちは成長している」と認めながらも表情を緩めず、“本番”の戦いを見据えた。

 守備の立て直しが課題の日本だったが、前半立ち上がりの5分にいきなり失点。右FKからのクロスをフリーのFWマルワン・モフセンに頭で決められて先制を許した。

 日本は6分後、DF酒井宏(柏)が右サイドをドリブルで突破してクロスを入れると、相手DFがこれをクリアミス。すかさずMF山田(浦和)が拾い、右足を豪快に振り抜いて同点ゴールを決めた。G20110810001386120_thum.jpg
 30分には山田のスルーパスに、FW永井(名古屋)がスピードを生かして抜け出し勝ち越し弾。永井は「直輝からいいパスが来て、うまく決められてよかった。しっかり逆転して勝つことができたので、それはプラスに考えたい」と語った。

 後半はFW大迫、永井らが好機をつくったが追加点を挙げることはできず、2―1のまま試合を終えた。

 U―22日本代表は来年3月14日までの五輪アジア最終予選C組でマレーシア、バーレーン、シリアと対戦。同組1位になれば5大会連続9度目の五輪切符を手にする。



タグ:U―22
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