【ロジャーズ・マスターズ】ジョコビッチがチリッチ下しベスト8進出 [テニス]

男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・マスターズ(カナダ/モントリオール、賞金総額243万ドル、ハード)は11日、シングルス3回戦が行われた。
第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がM・チリッチ(クロアチア)に7-5, 6-2のストレートで勝利、ベスト8進出を決めた。
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世界ナンバー1として2試合目に臨んだジョコビッチは、元トップ10のチリッチに対し第2セットだけで2度のブレークを奪うと、1時間35分で勝利、今季の通算成績を50勝1敗とした。

前日の試合でも元トップ10であるN・ダビデンコ(ロシア)を下していたジョコビッチは「ここでの2試合は、いずれも良い選手が相手でしたが、どちらの試合もリズムを掴みきれませんでした。今日のコンディションは昨日とは違いました。風が強かったです。とても良い試合ではなかったですが、必要な時に相手にミスをさせることができました。我慢強く、良いプレーができたのは前向きに考えています。」と、自らのパフォーマンスを分析した。

今季9勝目を目指すジョコビッチは、準々決勝で第5シードのG・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスはこの日、第12シードのV・トロイキ(セルビア)を3-6, 7-6 (7-0), 7-6 (7-5)の逆転で下し、ベスト8入りを決めている。

またジョコビッチは、トップ選手にとって芝で行われるウィンブルドンとUSオープンの前哨戦が始まる間にオフをとった後、調子が上がらないことは普通のことと述べている。

今大会でも第2シードのR・ナダル(スペイン)と第4シードのA・マレー(英国)が早々に敗退しているほか、トロントで行われている女子の大会でも番狂わせが相次いでいる。

「全ての選手について語ることは出来ません。だけど、数週間もプレーをしていなかったトップ選手にとって、最初の試合がトリッキーになることは事実です。」とジョコビッチ。「調子を上げる努力が必要ですし、コンディションに慣れて、戦闘モードに切り替える必要もあります。」

さらにジョコビッチは「だけど、シーズン中にこういった休養をとることは普通のことです。休養が必要なのです。僕らは7ヶ月のシーズンで毎週のように試合があります。とても厳しいスケジュールの中で、数週間の休みは夢が叶うようなものです。毎年、ほとんどのトップ選手はウィンブルドンと今大会の間は何もプレーしません。」とコメントを残した。


この日のナイトセッションでは、第3シードのR・フェデラー(スイス)と第13シードのJW・ツォンガ(フランス)が対戦する。



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