【WBCウエルター級】メイウェザーのアンフェアなKOパンチ [格闘技]

メイウェザー.jpg 戦績41戦全勝、世界5階級制覇のメイウェザーが1年5カ月ぶりにリングに復帰した17日のWBCウエルター級タイトルマッチ。4回、故意に頭突きした対戦者オルティスが謝罪した直後、メイウェザーは無防備の相手に連打を放ち、そのままダウンを奪った。

 レフェリーが目視していない間の「アンフェア」なKOパンチにラスベガスの会場は騒然。オルティスは抗議したが判定は覆らず、全米注目の対戦は後味の悪さを残した。

 リーチ差で上回るメイウェザーは序盤から効果的なパンチを繰り出し、オルティスの連打もうまくかわした。内容でも勝っていたと実感していただけに、試合後のリング上でアナウンサーに問い詰められると、真っ向から反論した。
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 「グローブを合わせて、戦いは再開されたんだ。リング上では常に自分を守るべきなんだ」

 試合後の興奮は冷めやらないメイウェザーは汚い言葉を乱発し、白髪のリングアナも負けじと、「私が50歳若かったら、お前なんてKOしてやるよ」と言い返した。

 敗れたオルティスは余裕の表情で、「誰も完璧な者はいない。いい勉強になったよ」と話し、どちらが勝者かわからない状況にもなった。

 会場からはレフリングに疑問の声が巻き起こったものの、レフェリーは「彼はルールに反することは何もしていない」とメイウェザーを擁護した。

 王座返り咲きで、メイウェザーは今後、ライバルの6階級制覇チャンピオン、パッキャオとの対戦が現実味を帯びてきたが、しこりを残したオルティスとの再戦を望む声も、ファンの間で広がりそうだ。



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