【GPシリーズ】小塚崇彦 表現に高評価 悔しさ以上の収穫 [スケート]

 小塚崇彦01p.jpgSPの再現のように、出だしの4回転トーループで尻もちをついた。しかし「ジャンプで失敗したのは悔しいが、それ以上の収穫があった」と小塚崇彦は振り返った。

 初めて演技中に審判や観客と目が合い、意識の空間が広がったことを確認できたという。公開練習でコーチから「もっと気持ちを出さないと駄目。ジャンプよりも大事」と叱咤(しった)され、楽曲の解釈を表現することを優先した結果だった。ステップで「日本以外で初めて」最高評価のレベル4を獲得したことも見逃せない。
グランプリ(GP)シリーズ第1戦.jpg
 もちろん課題も残った。「普通は失敗しない」という3回転ルッツでも転倒。「反省しなければいけない」。それでも引きずらずに演じ切り、表現力を示す演技構成点はトップの74.86点をマーク。SP同様にフリーでも2位につけ、合計で3位となった。
 「意識はフェンスを越えることができたが、その上で今度はジャンプも成功させたい」と意欲を見せる。本領を発揮するのは、もう少し先になりそうだ。




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