土井杏南 16歳女子高生が戦後最年少五輪出場 [陸上]

 最年少で夢舞台を駆ける。日本陸連は3日、世界ランキングの上位16カ国・地域が出場資格を得るロンドン五輪のリレー種目について、女子400メートルリレーで出場が決まったと発表した。
土井杏南.jpg
同種目での五輪は64年東京大会以来、48年ぶり。リレー要員の女子高生スプリンター・土井杏南(16=埼玉栄高)は正式に五輪代表となった。土井が出場すれば、日本陸上界で戦後史上最年少になる。また、08年北京五輪で銅メダルの男子400メートルリレー、同1600メートルリレーも出場権を獲得した。

 「目標としていた五輪なので、ホッとしたのとうれしい気持ちでいっぱい。自分らしい走りをした結果が(五輪に)つながった」

 日本陸連から連絡を受け、埼玉栄高で報道陣に対応した土井は、時折笑みを浮かべた。同種目の予選は8月9日(日本時間同10日)に行われる。レース当日に16歳11カ月の土井は、出場すれば戦後史上最年少だ。

 「最年少とかはあまり意識していない。結果としてそうなれば光栄です」。

 女子100メートルで国内の中学、高校、ジュニア記録を全て塗り替え、今季は自己記録を0秒17更新。6月の日本選手権決勝でも日本記録保持者・福島を70メートル付近までリードして2位に入った。リレー代表は福島、土井、高橋、市川、佐野の5人。1人は走ることができないが、土井は6月28日のオセアニア選手権400メートルリレーで1走を務めており、順当なら本番でもスターターを担う可能性が高い。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。