【高校野球】 桐光学園の松井裕樹 68奪三振で散る「来年は優勝する」 [野球]
止まらない涙が、経験したことのない悔しさを物語っていた。2季連続で全国準優勝という強豪の前に、ついに力尽きた桐光学園の松井裕樹。
「気持ちを入れて抑えていたが…。朝から体が重く、腕が振れなかった」。初戦の1回戦で大会新の22奪三振を記録するなど、4試合で奪った三振は史上3位の68個。衝撃的なインパクトを残し、2年生左腕の夏が終わった。
前日に142球を投げ、この日は2日連続の先発。疲れを感じながらも、序盤から奪三振ショーを演じた。しかし、両チーム無得点で迎えた八回2死一、三塁から、警戒していた光星学院の主軸2人に打たれた。田村には140キロの直球を左前へはじき返され、続く北條にもスライダーを左中間に運ばれた。痛すぎる3失点に天を仰いだ。
「ここで終わりじゃない」。土は持ち帰らなかった。この日の先発メンバーは、2年生が4人で1年生が1人。悔しさを共有した選手が多く残る。松井は「下半身を作り直して、連投でも疲れないように。投球術も磨きたい」と課題を挙げた。「どこにも負けない強いチームを作りたい。来年はレベルアップして、甲子園で優勝します」。春夏2度の出場チャンスがある来年は、怪物が本当の伝説を作る。
「気持ちを入れて抑えていたが…。朝から体が重く、腕が振れなかった」。初戦の1回戦で大会新の22奪三振を記録するなど、4試合で奪った三振は史上3位の68個。衝撃的なインパクトを残し、2年生左腕の夏が終わった。
前日に142球を投げ、この日は2日連続の先発。疲れを感じながらも、序盤から奪三振ショーを演じた。しかし、両チーム無得点で迎えた八回2死一、三塁から、警戒していた光星学院の主軸2人に打たれた。田村には140キロの直球を左前へはじき返され、続く北條にもスライダーを左中間に運ばれた。痛すぎる3失点に天を仰いだ。
「ここで終わりじゃない」。土は持ち帰らなかった。この日の先発メンバーは、2年生が4人で1年生が1人。悔しさを共有した選手が多く残る。松井は「下半身を作り直して、連投でも疲れないように。投球術も磨きたい」と課題を挙げた。「どこにも負けない強いチームを作りたい。来年はレベルアップして、甲子園で優勝します」。春夏2度の出場チャンスがある来年は、怪物が本当の伝説を作る。
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