JRA、阪神と小倉でレース再開 2週間ぶり [競馬]
東日本大震災のため12、13日の全レースを中止した日本中央競馬会(JRA)は19日、阪神競馬場(兵庫県宝塚市)と小倉競馬場(福岡県北九州市)で2週間ぶりにレースを再開した。「被災地支援競馬」と位置づけ、騎手は喪章をつけて騎乗。売り上げの一部を被災地支援にあてる。
阪神競馬場には1万6778人のファンが訪れた。小倉競馬場には先々週の土曜日5日と比べて、21%増の7470人が詰めかけた。
JRAは被災地に配慮し、東日本のほとんどの場外馬券売り場を閉鎖し、携帯電話による馬券購入もストップした。
武豊・日本騎手クラブ会長は「(再開に)抵抗がなかったわけではなかったが、やってみると充実感がある。騎手全員がいいレースを見せようという雰囲気だった。一日も早い被災地の復興を願っています」と話した。
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