阪神 ポスト金本で狙うのはライバル巨人のあの選手 [野球]

金本知憲外野手.JPGチーム強化の手を緩めない阪神は、開幕以後も7月31日のトレード期限までじっくり腰を据えて戦力補充を狙う。注目のターゲットの一人として浮上しているのが、ライバル球団・巨人の矢野謙次外野手(30)の名前だ。

 現在、阪神の補強ポイントとなっているのが、外野手で、南信男球団社長も「もう一人いてもいいかな」と認める。

 右肩に不安のある金本知憲外野手は徐々に強い送球ができてきているとはいえ、投げられる距離は50メートルほど。一昨年のレベルまでには遠く及ばない。

 また、金本とのレフト併用が期待されていた狩野恵輔外野手も、先月腰椎椎間板ヘルニアを再発させて出遅れを余儀なくされたのも誤算だった。

 手薄となった外野手を解消する存在として阪神が着目する一人が、巨人でこれまで出場機会に恵まれていなかった矢野謙次外野手だという。
矢野謙次外野手.jpg
 阪神の球団OBは「巨人の矢野は打てるし、守れる良い選手。以前も候補者となっているのを聞いたことがある。報道などでは『長距離砲』狙いなんて言うのを目にするけど、本当はこういう選手が獲れたらちょうど良い陣容になるんだが…」と話す。

 矢野はここ数年、肘や膝の故障で亀井義行外野手の後塵を拝してきた印象はあるが、「将来は3割、30本、30盗塁ができる選手を目指したい」と話していた走攻守揃ったタイプで、昨季は故障から回復してようやく復活気配をみせたばかり。巨人では微妙な位置づけも、セ・パ各球団ともレギュラー候補として調査を進めていた選手だ。

 球界関係者は「阪神はこれまでも2ケタ本塁打の実績がある外野手の獲得を狙ってきた。だが相手球団から“見返り”として求められたのは実力開花する直前の能見(投手)ら有望株ばかりで、なかなか成立に至らなかった。だがレギュラーでない矢野なら現実的な線で交換要員を探れるのではないか」と指摘する。


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