【ウィンブルドン】土居美咲は2回戦も突破 [テニス]

テニスのウィンブルドン選手権第4日は23日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス2回戦で、20歳の土居美咲(ミキハウス)が6-3、6-1で08年ベスト4の鄭潔(中国)を降し3回戦に進んだ。
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土居美咲は前日の初戦で4大大会初勝利を挙げたばかり。3連覇を狙う第7シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が3-6、6-2、6-1で世界ランキング58位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)に逆転勝ちした。男子シングルス2回戦では第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がストレート勝ち。第5シードのロビン・セーデリング(スウェーデン)はフルセットの末、レイトン・ヒューイット(オーストラリア)に逆転勝ちした。

 ◇土居、快進撃の2勝に自身も驚く

 4大大会初勝利の喜びを味わってから24時間たたないうちに、土居が新たな勝利をつかんだ。4大大会では昨年の全仏オープンが本戦初経験で、今回がまだ2度目の予選突破。快進撃の2勝に「正直ここまで来ると思っていなかった」と自身も驚きを隠さない。
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 鄭潔はテンポの速いストローク戦が得意。それに対して「あわてず自分の間合いで打つように」と心がけ、時にはスピンをかけた球も織り交ぜて展開のリズムを変えた。立ち上がりこそ緊張もありブレークされたがすぐに取り返し、そのまま第1セットを取った。

 第2セットでは、前日にリードした場面で打ち切れなかったサーブもしっかり打って流れを切らさず、立て続けに4ゲームを奪取。土居がジュニアのダブルスでベスト4だった08年のウィンブルドンでベスト4まで進んだ鄭潔を圧倒し、「アジア人として尊敬していた選手に勝てたことがうれしい」と、喜びもふくらんだ。

 昨年に全日本選手権で初優勝し、アジア大会やフェド杯の日本代表にも名を連ねるようになった20歳。日本テニス協会が16年リオデジャネイロ五輪の金メダル獲得を目指して昨年スタートさせた若手強化の「Gプロジェクト」で、森田あゆみら同世代とともに切磋琢磨(せっさたくま)している。3回戦は順当なら全仏優勝の李娜(中国)とぶつかる。「チャレンジするだけ。自分の力を出し切りたい」。伸び盛りの勢いに乗って臨む。



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