【世界水泳2011】北島康介・200M平泳ぎ 課題も見えた価値ある銀 [水泳]

「あきらめてはいけないという思いを持つことが僕のスタイルなんです」。レース後の北島康介は、この日の上海の青空のようにスッキリとした表情で笑った。

 前半から激しく飛ばした。男子200メートル平泳ぎ決勝。150メートルのターンで世界記録を0秒27上回る。作戦通りの展開だったが、残り10メートルでジュルタにかわされた。
北島康介f.jpg
 それでも「最後に苦しくなるのは分かってトライした。悔しいけど悔いはない」。負けはした。だが、五輪王者の“復活”を印象づけるレースだった。

課題もはっきりした。「体力不足」と平井コーチ。
北京五輪で2冠を達成した後、刺激を求めて米国に拠点を移し、自分の経験と感覚に頼って練習を積んだ。4月に左足太ももを肉離れし、5月はリハビリに時間もとられた。

自ら考え、工夫した米国での体験。そこから見えた課題を胸に刻んだことで、ロンドンまでの道を明確に定められたはずだ。




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