【世界陸上】ピアソン・女子100m障害 今季世界最高で初優勝 ジンクスを破り [陸上]

 圧倒的な速さでゴールを駆け抜けた。ピアソンは今季世界最高の12秒28で五輪、世界選手権を通じて自身初となる女王の座についた。「みんなを見るまで何が起きたかわからなかったわ」。夢中で走った先に、あふれる歓喜が待っていた。
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 「スタートだけに集中した」という。ピストルへの反応は0秒145と最速。終始トップを守ったことになる。「最後の5台は特にうまく跳べた」。体の上下動がほとんど起きない流れるような動きでハードルを越える高い技術も光った。

 2008年北京五輪銀メダル。前回大会は5位に沈んだ。雪辱を期した今季は、7月に大会前の今季世界最高をマーク。「まったくけがをせずにここまで来られた」。充実の時間を重ねた結果、自信を持って決勝の舞台に立つことができた。

 今大会は不吉なジンクスがあった。毎日の競技予定を紹介する「デーリー・プログラム」の表紙を飾った選手は、女子20キロ競歩で優勝したカニスキナ(ロシア)以外はメダルを逃していた。トラックに投げ込まれた“敵”を見つけると、ピアソンは上から踏んでニッコリ笑った。




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