なでしこジャパン・仲田歩夢が秘密兵器…佐々木監督 戦力底上げへ若手発掘 [サッカー]

来年のロンドン五輪切符を獲得したなでしこジャパンの佐々木則夫監督(53)が大会での秘密兵器発掘のため、10月のU―19アジア選手権(ベトナム)などを視察する。仲田歩夢c.JPG

若手主体の代表候補合宿を年末に国内で行うことも判明。
最有力候補はU―19代表MF仲田歩夢(あゆ、18)=宮城・常盤木学園高3年=。史上初のW杯→五輪制覇へ、なでしこが華麗に進化する。

 ロンドン五輪の金獲得に向け、佐々木監督が動く。10月6日開幕のU―19アジア選手権、11月3日開幕のU―16同選手権(中国)を視察行脚し若い世代の発掘に力を入れることが決まった。
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 注目はU―19代表のMF仲田歩夢だ。「サッカー界のあゆ」は色白美人のレフティーとして注目される逸材。DF熊谷、鮫島らを輩出した常盤木学園ではサイドハーフをこなし、8月にはMF沢、川澄の所属するINACの練習に参加した。

 同3日の練習試合でも1得点する活躍で、星川敬監督(35)からも「縁があったら、獲得したい」と入団を熱望された。昨年のU―17女子W杯(トリニダード・トバゴ)では日本の準優勝に貢献。ドリブルが得意で決定的な仕事もできる“美少女ドリブラー”だ。

 佐々木監督は、今年12月に強化策として国内で若手の底上げ合宿を開催する考えを持っている。この合宿には世界一に輝いた主力は呼ばずに、控え選手や次代を担う10代のなでしこ戦士も招集することになる。仲田が呼ばれる可能性は十分にある。
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 W杯で世界一に輝いたなでしこだが今大会では、中盤の主力4人を総入れ替えしたタイ戦(1日)で苦戦するなど、控えの充実が課題として浮き彫りになった。佐々木監督は「まだまだ女子サッカーの底力を上げていかないと」と言う。なでしこジャパンの攻撃陣はMF宮間、大野が不動の両サイドハーフだが、控え選手の層が薄い状況。18歳の仲田にとっては指揮官が視察するアジア選手権が将来のなでしこ入りへ絶好のアピールの舞台になる。

 五輪出場権獲得から一夜明けたこの日、佐々木監督は「キリンビール3本で祝った」と上機嫌。中国戦で起用する予定のサブ組の練習を熱血指導した。辞任覚悟で臨んだ最終予選を勝ち抜き、晴れて本大会までの続投が決まった指揮官はメダル獲得に向け、“金の卵”探しにも力を注ぐ。





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