【スピードスケート】:復帰の岡崎朋美選手 6度目の五輪を娘と [スケート]

 d.jpg冬季五輪に5大会連続出場しているスピードスケート女子の岡崎朋美選手(40)=清里町出身、富士急=が、出産を経て約1年8カ月ぶりにリンクへ復帰した。今季は14年ソチ五輪への土台作りと位置付け、子育てをしながら日本史上最多となる6度目の世界最高峰の舞台を目指す。

 復帰シーズン2戦目のジャパンカップ第1戦(帯広市・11月12日)。久しぶりの大きな大会で、会場の雰囲気に「緊張した」と振り返るが、それを解いてくれたのは間もなく1歳になる長女杏珠(あんじゅ)ちゃんだった。スタート前に夫の安武宏倫さん(43)が抱く娘を見つけ「顔を見てリラックスできました」。五百メートル3位で表彰台に立ち、レース後には母親らしい優しい笑顔でわが子を抱きしめた。
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 今季の本格的なトレーニング再開は6月。授乳をしていることもあり、体重はベストより2~3キロ軽い。岡崎選手自身も「練習をこなしてはいない」と認めるように、筋力も回復途上だ。前半100メートルを10秒台中盤で滑り抜けるスタートダッシュは、まだ10秒台後半から11秒台前半。コーナーでも体の抑えがきかず「フワフワしている」。だが、翌週19日のジャパンカップ第2戦(札幌市)では、悪条件の屋外リンクでの五百メートルで2位と順位を上げ、着実に調子を上げつつある。

 アスリートとして本来の力を取り戻すには時間が必要だが、母親として新たな人間的な強さを身に着けた。それを武器に、これからも「朋美スマイル」を見せてくれるだろう。



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