【高校サッカー】山梨学院大付敗退 市船橋など3回戦へ [サッカー]

 サッカーの全国高校選手権は2日、東京・西が丘サッカー場など首都圏8会場で2回戦16試合が行われた。優勝経験のある市船橋(千葉)、清水商(静岡)などが順当に勝ったが、山梨学院大付は市西宮(兵庫)に敗れた。初出場の桐生第一(群馬)はFW鈴木のハットトリックで2回戦を突破した。

 3日は埼玉スタジアムなど首都圏4会場で3回戦8試合が行われる。


市船橋-n1.jpg
 ◇連続失点「焦った」

 ○…注目を集めていた山梨学院大付のMF白崎が大会から姿を消した。前半は巧みなパスで相手を圧倒し、チームも前半18分に右CKから先制した。しかし、前半終了間際に追いつかれると、後半は相手の速攻に連続失点を喫した。白崎は得点しようと前線に出ていったが、逆に相手の守備網に絡めとられ、「焦ってしまった。もっと落ち着いていけばよかった」。

 卒業後はJ1清水に入団する。「求められるのは結果。この敗戦を受け入れて前進していきたい」と白崎。悔しさは次のステージで晴らす。

◇2人でエース封じ

 ○…市西宮が優勝候補の山梨学院大付を相手に番狂わせを演じた。先制されながら前半のうちに追いつき、後半は前がかりになる相手の裏を突いた。後半10分に中盤で後藤が一度右に預け、折り返しを右足で決めて勝ち越し、後半37分には再び後藤のゴールで突き放した。守備でも大路監督が「次元が違う」という相手のエース白崎に対し、2人で挟み込むようにして封じた。兵庫県予選で前回優勝の滝川第二を破った。「最後まで集中力が高かった」と大路監督も誇らしげに語った。

 ◇「諦めず」初戦突破

 ○…東日本大震災の被災地、福島の尚志は一度は同点に追いつかれたものの、FKからMF山岸が頭で勝ち越し点を決め、3大会連続で初戦を突破した。仲村監督は「以前は追いつかれると負けていたが、諦めないところを出せた」。過去は3回戦が最高成績だけに、山岸は「勝って、尚志の歴史を塗り替えたい」と話した。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。