川澄奈穂美に一目ボレ? バルサ監督が試合後絶賛 [サッカー]

◆サッカー セイコー・チャリティーマッチ バルセロナ1―1INAC(2日・バルセロナ)

 なでしこジャパンのFW川澄奈穂美(26)がバルセロナ入団!?

 スペイン遠征中のINACは2日、バルセロナ女子と親善試合を行い、1―1で引き分けた。前半15分にFW南山千明(26)が先制ゴールを挙げたが、前半終了間際に追いつかれた。

 川澄奈穂美は試合後、バルセロナの監督に絶賛され「オファー? あった時に真剣に考えたいと思います」と前向きに答えた。川澄奈穂美1ea-o.jpg

 相手指揮官のハートを射止めた。「一番気に入った選手は」という質問に、バルセロナのシャビエル・ジョレンス監督はINACの背番号9を指名した。川澄奈穂美は「今、初めて聞きましたがうれしいです」と笑顔。「オファーがあったら? 魅力的なチームだったので、もしあれば、あったときに真剣に考えたいと思います」と答えた。

 昨年の女子W杯で、なでしこジャパンのパスサッカーは「女子版バルサ」として称賛された。その中核メンバーを擁するINACが、サッカー選手なら誰もがあこがれる青赤の縦じまユニホームを着る“本家”と対戦。スペイン女子リーグ初優勝へ向け首位を走るバルサは、男子チーム同様のパスサッカーを繰り出してきた。INACは丁寧なプレスとパス回しで徐々に主導権奪い返すと、壁パス、三角パス、スルーパスという高い技術を披露し、スペイン人観客をうならせた。
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 女性版バロンドールで注目されていた澤は前半限りで交代。バルサ関係者の目は左サイドで機敏に動き、早いドリブルと高い技術を持つ川澄奈穂美に集まった。「最初はかなりボールを回されて、日本にはないスピード感やパス回しがあったから少し戸惑った」と川澄は反省したが、澤しか知らない現地関係者の目に鮮烈な印象を刻みつけた。

 新主将のFW大野は「カンプノウの隣のスタジアムで試合ができたのは、正直うれしかった」と話し、澤は「体調は大丈夫。惜しいチャンスをしっかり決められていたら、勝てた試合だった」と手応えを明かした。

 試合は先制しながら引き分けたが、世界女王なでしこの国の実力を見せつけた。その攻撃の主役を担った背番号「9」川澄。日本人初のバルセロナ・トップチーム所属という栄誉も夢ではない。


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