【名古屋ウィメンズマラソン】中里麗美 ゴール目前に転倒、日本人トップならず [マラソン]
日本人最高位を争い、尾崎を追いかける最中に中里麗美にアクシデントが起きた。終着点のナゴヤドームを目前に控えたカーブを曲がりきれずに転倒。立ち上がるのに要した数秒で決定的な差をつけられた。「最後に転んでしまい、悔しい」。ゴールすると、顔を覆って泣き崩れた。
終盤の尾崎とのせめぎ合いは、昨年2月の横浜国際の再現VTRを見ているかのようだった。そこで33秒差で敗れた悔しさが走るモチベーションにもつながっていたからこそ、「今日は自分が前に出て、引き離したい」。小刻みにスパートを仕掛け、経験豊富な相手を揺さぶった。
結果的に再び苦杯をなめ、本人は「もっと早い段階でロングスパートできれば」と悔やむが、豪華メンバーの中で終始先頭集団をけん引し、尾崎と14秒差の日本人2番手という成績は自信を持っていい。
「1つ1つこういう経験を踏めば、五輪の金メダルにも近づく」とは指導するダイハツの林清司監督からのメッセージだ。ロンドン切符をつかめなくても、23歳にはその先に明るい未来がある。
終盤の尾崎とのせめぎ合いは、昨年2月の横浜国際の再現VTRを見ているかのようだった。そこで33秒差で敗れた悔しさが走るモチベーションにもつながっていたからこそ、「今日は自分が前に出て、引き離したい」。小刻みにスパートを仕掛け、経験豊富な相手を揺さぶった。
結果的に再び苦杯をなめ、本人は「もっと早い段階でロングスパートできれば」と悔やむが、豪華メンバーの中で終始先頭集団をけん引し、尾崎と14秒差の日本人2番手という成績は自信を持っていい。
「1つ1つこういう経験を踏めば、五輪の金メダルにも近づく」とは指導するダイハツの林清司監督からのメッセージだ。ロンドン切符をつかめなくても、23歳にはその先に明るい未来がある。
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