【サッカー五輪予選】日本 2-0でバーレーン下しC組首位 5大会連続の五輪へ  [サッカー]

 清武弘嗣-p1.jpg夢だった五輪へと、世界へと続く扉をこじ開けた。引き分け以上で五輪出場が決まるバーレーンとの一戦を2-0で快勝。2月のシリア戦後には自力での五輪出場権を消失する修羅場をくぐり抜けた選手たちが、国立で喜びを爆発させた。

 流れるようなパスワークでバーレーンを翻弄した。後半10分、比嘉のスルーパスに反応した原口が左サイド深くへ進入。マイナス気味のクロスを上げると、駆け上がってきた扇原がダイレクトで先制ゴールをたたき込む。4分後には同じく左サイドからのクロスが逆サイドへ抜けてきたところを、清武が豪快なシュートでネットを揺らした。

 激戦を重ねたチームはたくましく成長していた。シリア戦後も周囲の心配をよそに、永井(名古屋)は「勝ち点は並んでいたし慌てなかった」ときっぱり。酒井(柏)も「周りのみんなにいわれるほど動揺はしなかった」と振り返る。

 大量得点での勝利が求められていた2月のマレーシア戦前日、選手間で話し合いの場が持たれた。選手の話を総合すると、結論は「得点にこだわらない。日本のサッカーをすれば得点はついてくる」。最良の方法を自分たちで導き出した。

 2009年のU-20W杯への出場権を逃した選手が主力のチームが、まだ見ぬ世界最高峰の舞台に挑む権利を獲得した。関塚監督は「五輪には出場するだけではなく、世界の強豪と戦いにいく」と言い続けてきた。若き日本代表の新たな挑戦が始まる。





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