【サッカーW杯アジア最終予選】日本・6発で圧勝 高い位置からの守備さえる [サッカー]

対ヨルダン-p3.jpg 日中の暑さが夜まで残った埼玉スタジアムは、圧巻のゴールラッシュでさらに熱を帯びた。立ち上がりから積極的に攻めた日本が、相手の退場でさらに試合を優位に進め、大量6点を荒稼ぎ。ホームで迎えた最終予選で、2連勝発進の「満点回答」を出した。

 ザッケローニ監督が感じていた手応え通りだった。「オマーン戦の前にはチームにかなりの情報を植え付けたが、ヨルダン戦は個人に詳細な情報を出すにとどめた」。身体能力の高さを押し出し、守りを固めてカウンターを狙う中東勢には過去に苦戦も強いられたが、本田の復帰で芯の通った前線はオマーン戦で真価を発揮。守りの手薄な両サイドから持ち前のスピードで相手を切り崩し、3-0と完勝。内容にも満足した指揮官の表情はがらりと変わり、オマーン戦後の合宿では、にこやかな笑みを浮かべて帰りのバスに乗り込む姿もみられた。

 相手が昨年のアジア杯初戦で苦しめられたヨルダンに変わっても、強さは失われなかった。効いたのは前線からの積極的なプレス。ロングボールを封じるだけでなく、高い位置でボール奪うことにより、攻めに攻め倒す展開に持っていった。

対ヨルダン-p2.jpg
試合前は「読みにくい攻撃をすることが大事。この前より(決定機の)質と回数を上げていかないと点はとれない」と慎重だった本田も、巧みな動き出しでマークを引きはがし、ハットトリックを達成。余裕の生まれた後半には本田や、守備を統率する今野まで下げて控えメンバーを試す余裕の試合運びで、序盤の山場となる敵地での豪州戦にも大いなる弾みを付けた。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。