【ルマン】トヨタの夢は潰える、アウディがハイブリッド車初優勝へ快走 16時間経過 [モータースポーツ]

アウディR18eトロン・クワトロ1号車-p1.jpg フランス・ルマンのサルト・サーキット(1周13.629キロ)で行われている自動車の世界三大レースの一つ、伝統の第80回ルマン24時間耐久は17日午前7時(日本時間午後2時)、16時間が経過。総合優勝を目指すLMP1クラスでは、アウディのハイブリッド車で昨年優勝者のアンドレ・ロッテラー(ドイツ)ブノワ・トレルイエ(フランス)らが駆るR18eトロン・クワトロ1号車がトップを快走。ルマン8勝で「耐久王」の称号をもつトム・クリステンセン(デンマーク)らが乗るR18eトロン・クワトロ2号車が約1分43秒遅れで1号車を追っており、ハイブリッド車初優勝の栄冠に近づいている。
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 3位はオリバー・ジャービス(英国)らが駆るアウディのディーゼルエンジン車、R18ウルトラの4号車。序盤にクラッシュし、修復のため大きく遅れたロイック・デュバル(フランス)らのR18ウルトラ3号車はトップから9周遅れの5位。元F1ドライバーのニック・ハイドフェルト(ドイツ)らが乗るリベリオン・チームのローラ・トヨタを1周遅れで追い上げており、アウディ勢による1~4位独占は射程内にある。


 トヨタTS030ハイブリッドは、スタートから5時間後にアンソニー・デビッドソン(英国)ステファン・サラザン(フランス)セバスチャン・ブエミ(スイス)組の8号車が大クラッシュによりリタイア。中嶋一貴、アレックス・ブルツ(オーストリア)ニコラス・ラピエール(フランス)組の7号車も他車との接触でマシンを破損し、修理のため順位を大きく落とした。

 その後、7号車はスタートから10時間30分を過ぎた午前1時35分、再びピットガレージへ。エンジンのトラブルで修復を試みたが断念、午前2時前に正式にリタイアが決まった。これでトヨタの13年ぶりのルマン挑戦は終了した。

 クラッシュを喫したデビッドソンは病院での検査の結果、脊椎の一部に損傷があったが症状は軽いとみられる。

 LMP2クラスで中野信治が乗るオレカ日産は18位、黒沢治樹が乗るザイテック日産は28位を走行している。

タグ:ルマン
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