【高校野球】神村学園、智弁和歌山を破り５年ぶり夏勝利

　第９４回全国高校野球選手権・第６日（１３日、智弁和歌山２－３神村学園、甲子園）第１試合は２年連続３度目出場の神村学園（鹿児島）が、８年連続２０度目出場の智弁和歌山（和歌山）との接戦を制し、５年ぶりに夏の甲子園で勝利した。

　神村学園は二回、二死一、三塁で二河が左越えの二塁打を放ち、２点を先制した。四回には二死満塁から田中の右前打で３点目を挙げた。

　投手陣は柿沢、平藪が継投、堅守にも支えられリードを守り切った。

　智弁和歌山は四回に無死一、三塁から、天野が左越えの２点二塁打を放ち１点差とした。しかし、七、八回に走者を出しながら併殺に倒れるなど、好機を生かせなかった。

神村学園・二河一塁手の話「（二回に先制の２点二塁打）（打った球は）カーブ。来た球を思い切って振ろうと思った」

神村学園・田中遊撃手の話「（四回に適時打）うまく膝を使って、泳ぎながら対応できた」

神村学園・中野捕手の話「（２投手に）平藪は良かったが、柿沢は真っすぐが浮いて、ボール先行になってしまった」

智弁和歌山・吉川投手の話「（８回３失点）２死から点をやってしまって、悪い流れにしてしまった」

智弁和歌山・嶌遊撃手の話「（４打数無安打。３年間を振り返り）日本一の監督とやれて、素晴らしい仲間と出会えて、素晴らしい３年間だった」

智弁和歌山・天野右翼手の話「（２年生。四回に２点二塁打）来年の春に戻って来られるように引っ張っていきたい」

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