【 TBSキリンチャレンジカップ2012】ベネズエラに追いつかれ、１－１で引き分け

　サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは１５日、札幌ドームで行われ、日本代表は南米選手権４位のベネズエラ代表と１－１で引き分けた。ザッケローニ監督が指揮した試合の通算成績は１４勝８分け（１ＰＫ勝ちを含む）２敗となった。

　日本はマンチェスター・ユナイテッド移籍後、初の代表戦となる香川や、本田（ＣＳＫＡモスクワ）らが先発。今野（Ｇ大阪）不在のセンターバックは五輪代表の吉田（ＶＶＶフェンロ）と伊野波（神戸）。両サイドバックは長友（インテル・ミラノ）と駒野（磐田）が起用された。

　日本は立ち上がりからベネズエラに攻勢をかけられたが、ＧＫ川島の好セーブなどでしのぎ、前半１５分、右サイドを駆け上がった駒野のクロスを遠藤（Ｇ大阪）が落ち着いて決めて先制点を奪った。

　その後、次第にボールが回るようになった日本だったが、香川や本田が果敢にベネズエラゴールを狙うも追加点は奪えず、１－０で前半を折り返した。

　後半、日本は伊野波に代えて水本を投入。ベネズエラの攻撃に吉田のカバリングなどでしのいだが、後半１７分、ベネズエラは日本の左サイドを突破し、ゴール前にグラウンダーのクロス。吉田が寄せたが、フェドルに粘られ、同点ゴールを流し込まれた。

　その後、日本は細貝、藤本、中村、槙野を相次いで投入。終盤は一進一退の攻防が続いたが、勝ち越し点が奪えず引き分けた。

　日本は９月６日にも強化試合を戦い、１１日の２０１４年ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会のアジア最終予選でイラク代表と対戦する。

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