なでしこヒロインが味わった“天国”と“地獄” [サッカー]

2人のなでしこジャパンのビジュアル系がプレナスなでしこリーグの再開された23日、明暗を分けた。
26回目の誕生日だったINAC神戸の川澄奈穂美が千葉戦で2ゴールの活躍。
一方、右膝前十字靱帯を痛めた千葉の丸山桂里奈(28)は、26日に手術を受けることを明らかにした。
川澄奈穂美f.jpg
 スポットライトの中で輝きを放ったのは川澄奈穂美。今季通算8点とし、得点ランキングで同僚の大野とトップに並んだ。「誕生日は意識していなかった。でもいいスタートが切れて、チームに弾みをつけるためにも得点は大事」と満面の笑みだった。

 初優勝を狙う首位のINAC神戸は千葉に3-0で快勝し、無傷の9連勝。
川澄は試合後、チームメートに歌とケーキで祝福され、「ロンドン五輪があるし、25歳より、いい年になるようにしたい」と充実の秋だ。

 丸山桂里奈d.jpg一方、丸山桂里奈には冷たい秋風が吹いた。
 五輪最終予選で右膝前十字靱帯を痛め、全治6カ月との診断を受け、ついに手術を決意した。丸山の目標はロンドン五輪代表出場だが、もともと日本代表ではボーダーライン上だったうえに、手術、リハビリという厳しい環境が待ち受けている。

 日本代表の佐々木監督からは「一回り大きくなって復帰するのを待っている」との言葉をかけられた。丸山は「最大の目標は五輪。メンバーに入るため、しっかり治したい。励みになる」と気丈に振るまったが、五輪出場への道は険しい。

 女子ワールドカップ(W杯)優勝、国民栄誉賞受賞、そしてロンドン五輪切符の獲得…。大ブームを巻き起こしたヒロインたちの陰には、いつも厳しい競争と涙がある。




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