【MLB】ダルビッシュ 紅白戦で初実戦 制球苦しむも1回無失点 [野球]

 紅白戦の三回、ダルビッシュが初めての実戦マウンドに上がった。
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 相手は打撃練習でも対戦のない大リーガーで、キンスラーに始まる主力がずらりと顔を並べた打線だった。
強風の影響もあるのかボールが先行する。ツーシームなどで必死にカウントを整え、最後は首を振ってスライダーで左飛に。アンドラスを速球で空振り三振としたが、ハミルトンに四球で与えて天を仰ぐ。A・ベルトレは力で二ゴロに封じた。

 右腕は「すごく楽しかった」と率直に振り返る。21球中、ストライクは12球だけと制球に苦しみ、登板中に投手コーチが通訳に「回の途中で代えたら気分を害するか」と確認する場面もあった。

 ただ、本人は「緊張はなかった。技術とか、全体的にあまり良くなかったかな」と淡々と語った。ハミルトンは「自信が見えたし、試合を重ねれば大丈夫」と言い、ワシントン監督は「気に入った。とにかく球が動いていた」と評価した。



 
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