【世界フィギュア】 高橋大輔が銀、羽生結弦は銅 [スケート]

高橋大輔b.jpg ブルースの調べに乗った高橋大輔が、前日のSPに続いて4回転ジャンプを決める。後半に集めたジャンプ、そして情熱的で激しいステップが、ニースの会場のボルテージをどんどん上げていった。

 最終滑走のパトリック・チャンに及ばず、2大会ぶりの王座返り咲きは逃したが、堂々の銀メダル。周囲の大きな期待に応えた結果に「ほっとしている」。高橋は演技後、その言葉を繰り返した。

 ライバルたちの急速なレベルアップに、強い刺激を受けたシーズンだった。
高橋大輔c.jpg
 現役続行を表明した今季、当初の目標は「フリーだけ」で4回転ジャンプを跳ぶことだった。しかし、チャンをはじめ世界のトップはSPからプログラムに組み込んできた。「勝っていくには、SPから4回転の必要性を感じた」。SPでも4回転―3回転の連続ジャンプをプログラムに入れ、バンクーバー五輪銅メダリストは新たな一歩を踏み出していた。

 意識の高さに変わりはない。ニースにも専属栄養士が同行し、食事もカロリー計算するなど徹底して管理。今季からスケート靴をスイス製からイタリア製に替え、より軽量化を図った。「足の負担が軽くなったことで、これまで以上に練習できるようになった」と好影響を強調する。

 努力を積み重ねる先には、明確な目標がある。「ソチ(五輪)に行きたいと思っているし、行けたら勝ちたい」。前回5位からの雪辱を果たした26歳が、復活を世界に印象づけた。

 SP7位の羽生結弦(宮城・東北高)は合計251・06点で3位に入り、初出場で銅メダルを手にした。


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