八木かなえ 192キロを挙げた美しい19歳 五輪へ「出られたら頑張りたい」 [ウエイトリフティング]
スナッチでジュニア日本新となる86キロを挙げた一方、ジャークは自己記録に5キロ及ばない106キロ。女子53キロ級で初優勝した八木かなえは「1位になれたのはうれしい」と話した直後に、「五輪選考会で自分の力を出し切れなかったのは悔しい」。表情には両極の思いが入り交じっていた。
万全の状態にはほど遠かった。癒えて間もない腰の故障がよりによって先月31日に再発。「歩くのもきつい」という激痛に見舞われては、バーベルを触るどころの話ではない。今大会は刻一刻と迫り、「不安と焦りがあった」と打ち明ける。
それでも、土壇場に立たされて開き直った。スナッチ最初の試技で83キロを成功させると、3回目には「抜群の体調でも挙げられなかった」という86キロをクリア。未知の重さに耐えたことには「スナッチは百点満点。力がついてきたんだなと思う」とうなずいた。
愛くるしいルックスで人気の19歳は、当面の目標をトータル200キロに置く。だからだろう、残り2つとなったロンドン五輪代表枠への意欲を問われると、ひとしきり考え込んだ末に「出られたら頑張りたい」と控えめに話すにとどめた。
万全の状態にはほど遠かった。癒えて間もない腰の故障がよりによって先月31日に再発。「歩くのもきつい」という激痛に見舞われては、バーベルを触るどころの話ではない。今大会は刻一刻と迫り、「不安と焦りがあった」と打ち明ける。
それでも、土壇場に立たされて開き直った。スナッチ最初の試技で83キロを成功させると、3回目には「抜群の体調でも挙げられなかった」という86キロをクリア。未知の重さに耐えたことには「スナッチは百点満点。力がついてきたんだなと思う」とうなずいた。
愛くるしいルックスで人気の19歳は、当面の目標をトータル200キロに置く。だからだろう、残り2つとなったロンドン五輪代表枠への意欲を問われると、ひとしきり考え込んだ末に「出られたら頑張りたい」と控えめに話すにとどめた。
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