【陸上日本選手権】福島千里 何とか優勝 「最低限の結果」 [陸上]
いつもとは違う景色だった。福島は土井の背中を必死に追った。「抜かないと、全員が納得する代表になれない」。ゴール手前で何とか差し切って優勝。「最低限の結果。ホッとした」。わずか0秒06差での五輪代表決定に胸をなでおろした。
キレを欠いた。「スタート前もレース中も、気になることがあって集中できなかった」という。内容は「内緒です」。歯切れが悪い。記録は11秒45と自身の日本記録から0秒24遅れ。何らかの問題を抱え、タイムを狙う状態から程遠かった。
今季は持ち味のスタートで苦しむ。4月の織田記念から11秒3台より遅い記録が続く。全面カーボン製ソールのスパイクを試す過程で伸び悩んだため、今大会は昨季までのものに戻した。それでも記録は平凡。試行錯誤を重ねる時間が続く。
昨夏の世界選手権では準決勝に進出。最下位ながら世界最高峰の選手と肩を並べて走った。「世界でどんな結果を残せるかの段階に来た」。ロンドン五輪の目標は明確だ。「1本でも多くレースを走り、準決勝の8番以上の成績を残すこと」
キレを欠いた。「スタート前もレース中も、気になることがあって集中できなかった」という。内容は「内緒です」。歯切れが悪い。記録は11秒45と自身の日本記録から0秒24遅れ。何らかの問題を抱え、タイムを狙う状態から程遠かった。
今季は持ち味のスタートで苦しむ。4月の織田記念から11秒3台より遅い記録が続く。全面カーボン製ソールのスパイクを試す過程で伸び悩んだため、今大会は昨季までのものに戻した。それでも記録は平凡。試行錯誤を重ねる時間が続く。
昨夏の世界選手権では準決勝に進出。最下位ながら世界最高峰の選手と肩を並べて走った。「世界でどんな結果を残せるかの段階に来た」。ロンドン五輪の目標は明確だ。「1本でも多くレースを走り、準決勝の8番以上の成績を残すこと」
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