なでしこジャパンが帰国 澤が現役&代表の続行宣言「やれるところまでやる」 [サッカー]
クイーンは辞めない! ロンドン五輪で銀メダルに輝いたサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」が11日、成田空港に帰国した。MF澤穂希(33)=INAC神戸=は、「やれるところまでやりたい」と現役&代表の続行を宣言。45歳の今も現役を続ける元日本男子代表FW三浦知良(横浜FC)に刺激を受け、自らの経験や技術を若手に伝えるためにも、ピッチに君臨し続ける決意を示した。
空の玄関に、さわやかな笑顔が弾けた。午後2時37分。佐々木監督を先頭に、首から栄光の銀メダルを下げた主将のMF宮間、FW大儀見が姿を現すと、約600人のファンは大歓声。歓迎ムードの中、MF澤は安堵(あんど)の表情を浮かべていた。
「やっぱり、日本に帰ってくるとホッとしますね。代表に入ってから18年、19年という時間がかかったし、金メダルを取れなかった悔しさもある。でも、重みのあるメダルです」
素直な気持ちを吐露。そして続けたのが、現役どころか代表続行への決意だった。指導者転身を「まずないです」と笑って否定。「代表続行? ハイ。チャンスがあれば、やれるところまでやりたい。監督さんが選んでくれれば、すごいやりたい気持ちが強い」と力強く言い切った。
敬愛する元日本男子代表FW三浦知良からもらった言葉が胸に響いていた。「やれる間はやった方がいい」。45歳で現役、W杯出場の夢を追う先輩に刺激を受けた。
大会前には、自身最後の五輪となることを示唆していた。この日も、4年後のリオデジャネイロ五輪について「37歳ですよねえ。今は考えられない」と苦笑い。ただ、W杯と五輪の決勝で1勝(PK勝ち)1敗となった米国には、「もう1試合やれれば」と完全決着への炎を燃やした。
日本サッカー協会の上田栄治女子委員長も、「新しい選手も代表に入っていく中、澤や宮間の背中を若い選手が見ながらできれば」。代表通算186試合の経験、技術を伝えるためにも、今後の変わらぬ貢献を切望した。
「(優勝した昨夏の)W杯以降忙しかったし、今年はけがや病気もあった。また、サッカーができて幸せでした。体の年齢が上がる中、どこまでやれるかは自分も分からない。でも、今の時点ではやれるところまでやりたい」
そして、結んだ。
「今はサッカーが楽しくて仕方ないし、喜びを感じている。目標はゆっくり考えます」。
澤穂希、33歳。サッカーへの愛、代表への情熱にかげりはない。
空の玄関に、さわやかな笑顔が弾けた。午後2時37分。佐々木監督を先頭に、首から栄光の銀メダルを下げた主将のMF宮間、FW大儀見が姿を現すと、約600人のファンは大歓声。歓迎ムードの中、MF澤は安堵(あんど)の表情を浮かべていた。
「やっぱり、日本に帰ってくるとホッとしますね。代表に入ってから18年、19年という時間がかかったし、金メダルを取れなかった悔しさもある。でも、重みのあるメダルです」
素直な気持ちを吐露。そして続けたのが、現役どころか代表続行への決意だった。指導者転身を「まずないです」と笑って否定。「代表続行? ハイ。チャンスがあれば、やれるところまでやりたい。監督さんが選んでくれれば、すごいやりたい気持ちが強い」と力強く言い切った。
敬愛する元日本男子代表FW三浦知良からもらった言葉が胸に響いていた。「やれる間はやった方がいい」。45歳で現役、W杯出場の夢を追う先輩に刺激を受けた。
大会前には、自身最後の五輪となることを示唆していた。この日も、4年後のリオデジャネイロ五輪について「37歳ですよねえ。今は考えられない」と苦笑い。ただ、W杯と五輪の決勝で1勝(PK勝ち)1敗となった米国には、「もう1試合やれれば」と完全決着への炎を燃やした。
日本サッカー協会の上田栄治女子委員長も、「新しい選手も代表に入っていく中、澤や宮間の背中を若い選手が見ながらできれば」。代表通算186試合の経験、技術を伝えるためにも、今後の変わらぬ貢献を切望した。
「(優勝した昨夏の)W杯以降忙しかったし、今年はけがや病気もあった。また、サッカーができて幸せでした。体の年齢が上がる中、どこまでやれるかは自分も分からない。でも、今の時点ではやれるところまでやりたい」
そして、結んだ。
「今はサッカーが楽しくて仕方ないし、喜びを感じている。目標はゆっくり考えます」。
澤穂希、33歳。サッカーへの愛、代表への情熱にかげりはない。
新品価格 |
コメント 0