【大阪国際女子マラソン】重友梨佐がマラソン初優勝 初の五輪代表有力に 福士加代子は失速で９位

　今夏のロンドン五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは２９日、大阪市の長居陸上競技場を発着とするコースで開かれ、重友梨佐（しげとも・りさ）（２４）＝天満屋＝が日本歴代９位の２時間２３分２３秒の好タイムを出して初優勝、自身初となる五輪代表入りが有力となった。

　北京五輪代表の選考レースだった２００８年大会で１９位と惨敗した福士加代子（ふくし・かよこ）（２９）＝ワコール＝は９位と雪辱を果たせなかった。

　残る選考会は３月１１日の名古屋ウィメンズ（旧名古屋国際）のみで、大阪国際を故障で欠場したアテネ五輪金メダリストの野口みずき（３３）＝シスメックス＝らが出場を予定している。


　日本陸上競技連盟は木崎良子（きざき・りょうこ）（２６）＝ダイハツ＝が２時間２６分３２秒で優勝した昨年の横浜国際も選考対象とし、３月１２日の理事会で五輪代表３人を決める。

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