【高校野球】大阪桐蔭・藤浪150kmで明徳義塾を完封 春夏Vへ王手 [野球]
第94回全国高校野球選手権は22日、準決勝を行い、第1試合は大阪桐蔭(大阪)が明徳義塾(高知)を4-0で下し、史上7校目の春夏連覇に王手をかけた。
大阪桐蔭の決勝進出は4年ぶり。第2試合は、山梨県勢初の決勝進出を目指す東海大甲府と2季連続準優勝の光星学院(青森)との顔合わせ。
◇
投打に圧倒した大阪桐蔭が決勝進出を決め、春夏連覇に王手をかけた。一回に田端の犠飛で先制すると、六回には安井、笠松の連続適時打で3点を加え、一気に試合を決めた。先発藤浪は150キロ台の直球を決め球に、2安打に抑え、今大会初の完封勝利。
明徳義塾は4点を追う九回、死球と宋の右翼線二塁打で2死二、三塁の好機をつくったが、杉原が投ゴロに倒れ、試合終了。1点が遠かった。
■大阪桐蔭・西谷監督「一回の得点で勢いづいたし、藤浪が粘り強く投げてくれた。春夏連覇を達成する、という強い気持ちが出ていた。決勝は持ち味の粘り強い野球ができるかに尽きる」
【高校野球】 桐光学園の松井裕樹 68奪三振で散る「来年は優勝する」 [野球]
止まらない涙が、経験したことのない悔しさを物語っていた。2季連続で全国準優勝という強豪の前に、ついに力尽きた桐光学園の松井裕樹。
「気持ちを入れて抑えていたが…。朝から体が重く、腕が振れなかった」。初戦の1回戦で大会新の22奪三振を記録するなど、4試合で奪った三振は史上3位の68個。衝撃的なインパクトを残し、2年生左腕の夏が終わった。
前日に142球を投げ、この日は2日連続の先発。疲れを感じながらも、序盤から奪三振ショーを演じた。しかし、両チーム無得点で迎えた八回2死一、三塁から、警戒していた光星学院の主軸2人に打たれた。田村には140キロの直球を左前へはじき返され、続く北條にもスライダーを左中間に運ばれた。痛すぎる3失点に天を仰いだ。
「ここで終わりじゃない」。土は持ち帰らなかった。この日の先発メンバーは、2年生が4人で1年生が1人。悔しさを共有した選手が多く残る。松井は「下半身を作り直して、連投でも疲れないように。投球術も磨きたい」と課題を挙げた。「どこにも負けない強いチームを作りたい。来年はレベルアップして、甲子園で優勝します」。春夏2度の出場チャンスがある来年は、怪物が本当の伝説を作る。
「気持ちを入れて抑えていたが…。朝から体が重く、腕が振れなかった」。初戦の1回戦で大会新の22奪三振を記録するなど、4試合で奪った三振は史上3位の68個。衝撃的なインパクトを残し、2年生左腕の夏が終わった。
前日に142球を投げ、この日は2日連続の先発。疲れを感じながらも、序盤から奪三振ショーを演じた。しかし、両チーム無得点で迎えた八回2死一、三塁から、警戒していた光星学院の主軸2人に打たれた。田村には140キロの直球を左前へはじき返され、続く北條にもスライダーを左中間に運ばれた。痛すぎる3失点に天を仰いだ。
「ここで終わりじゃない」。土は持ち帰らなかった。この日の先発メンバーは、2年生が4人で1年生が1人。悔しさを共有した選手が多く残る。松井は「下半身を作り直して、連投でも疲れないように。投球術も磨きたい」と課題を挙げた。「どこにも負けない強いチームを作りたい。来年はレベルアップして、甲子園で優勝します」。春夏2度の出場チャンスがある来年は、怪物が本当の伝説を作る。
【MLB】 イチローが2打席連続本塁打 黒田は12勝目 [野球]
【高校野球】 桐光、作新が8強進出 [野球]
第94回全国高校野球選手権大会 甲子園球場で3回戦を行い、桐光学園(神奈川)と作新学院(栃木)が準々決勝に進んだ。
桐光学園は鈴木拓の先頭打者本塁打で先制すると、三、六回にも加点。松井が3試合連続の2桁三振(12個)を奪い、浦添商(沖縄)を4-1で下した。桐光学園は春夏通じて初の8強入り。
作新学院は2-2の七回に鶴田の適時打で勝ち越し。五回途中から登板した水沼が得点を許さず、仙台育英(宮城)に3-2で競り勝ち、2年連続のベスト8。
第3試合は天理(奈良)と浦和学院(埼玉)が対戦。
桐光学園は鈴木拓の先頭打者本塁打で先制すると、三、六回にも加点。松井が3試合連続の2桁三振(12個)を奪い、浦添商(沖縄)を4-1で下した。桐光学園は春夏通じて初の8強入り。
作新学院は2-2の七回に鶴田の適時打で勝ち越し。五回途中から登板した水沼が得点を許さず、仙台育英(宮城)に3-2で競り勝ち、2年連続のベスト8。
第3試合は天理(奈良)と浦和学院(埼玉)が対戦。
タグ:高校野球
【高校野球】作新学院・競り勝って8強進出 [野球]
◆第94回全国高校野球選手権大会第11日 ▽3回戦 作新学院3―2仙台育英(19日・甲子園) 作新学院2年連続で準々決勝進出を決めた。
作新学院は2―2の7回1死二塁から鶴田の右前打で勝ち越した。5回途中から登板した2番手の水沼がに抑えたと好投した。
仙台育英は2回に渡辺の本塁打で同点に追い付いたが、3回から7回までは無安打。8回の好機も得点できず、粘り強く投げた渡辺を援護できなかった。
作新学院は2―2の7回1死二塁から鶴田の右前打で勝ち越した。5回途中から登板した2番手の水沼がに抑えたと好投した。
仙台育英は2回に渡辺の本塁打で同点に追い付いたが、3回から7回までは無安打。8回の好機も得点できず、粘り強く投げた渡辺を援護できなかった。
タグ:作新学院
【高校野球】浦和学院が26年ぶり3回戦へ 聖光学院下す [野球]
【高校野球】桐光学園・松井、常総学院から毎回19奪三振 [野球]
桐光学園の松井は5失点を喫したものの、またも奪三振ショーを繰り広げ、チームを3回戦に導いた。
野呂監督が「前回から本人は全く変わっていない」と信頼を寄せるように、左腕は初戦同様に一回からエンジン全開。「追い込めば自分の形に出来る」と自信を見せていた通り、切れのある直球とスライダーを駆使し、1回戦で14安打14得点の常総学院から5者連続を含む19三振を奪った。
疲れからか後半はやや球が甘くなったが、要所は締めた。初戦に続く、三振の山で満員の観衆を沸かせた。
タグ:松井裕樹
【高校野球】明徳義塾が酒田南に競り勝ち初戦突破 [野球]
第94回全国高校野球選手権大会7日目の15日は2回戦4試合。第1試合は明徳義塾(高知)が酒田南(山形)との接戦を制し、3年連続の初戦突破を果たした。
第2試合は春夏連続出場の倉敷商(岡山)と、春夏通じて初の甲子園となる松阪(三重)との顔合わせ。第3試合は代表49校で最後の登場となる秋田商(秋田)と、開幕試合を制した福井工大福井(福井)のカード。第4試合は1回戦で甲子園初勝利を飾った飯塚(福岡)と、初戦で2けた安打と打ち勝った仙台育英(宮城)の対戦。
明徳義塾は初回、四球と相手のエラーでノーヒットで2死満塁とすると、杉原が一塁の横を破る痛烈な二塁打を放ち2者生還。八回には1死三塁で宋の左前適時打で1点を追加した。先発・福の丁寧な投球とバックの堅守で、逃げ切った。
酒田南は七回に投手の会田が左翼へソロ本塁打を放ち、八回2死二塁から森下の右越え適時二塁打で1点差にして、なお一、三塁に詰め寄ったが、及ばなかった。
第2試合(午前10時半)は倉敷商(岡山)に初出場の松阪(三重)が挑む。第3試合(午後1時)は秋田商(秋田)-福井工大福井。第4試合(午後3時半)は飯塚(福岡)対仙台育英(宮城)の顔合わせ。
第2試合は春夏連続出場の倉敷商(岡山)と、春夏通じて初の甲子園となる松阪(三重)との顔合わせ。第3試合は代表49校で最後の登場となる秋田商(秋田)と、開幕試合を制した福井工大福井(福井)のカード。第4試合は1回戦で甲子園初勝利を飾った飯塚(福岡)と、初戦で2けた安打と打ち勝った仙台育英(宮城)の対戦。
明徳義塾は初回、四球と相手のエラーでノーヒットで2死満塁とすると、杉原が一塁の横を破る痛烈な二塁打を放ち2者生還。八回には1死三塁で宋の左前適時打で1点を追加した。先発・福の丁寧な投球とバックの堅守で、逃げ切った。
酒田南は七回に投手の会田が左翼へソロ本塁打を放ち、八回2死二塁から森下の右越え適時二塁打で1点差にして、なお一、三塁に詰め寄ったが、及ばなかった。
第2試合(午前10時半)は倉敷商(岡山)に初出場の松阪(三重)が挑む。第3試合(午後1時)は秋田商(秋田)-福井工大福井。第4試合(午後3時半)は飯塚(福岡)対仙台育英(宮城)の顔合わせ。
【プロ野球】小久保内野手が現役引退表明 6月に通算2千安打達成 [野球]
プロ野球ソフトバンクの小久保裕紀内野手(40)が14日、今季限りの現役引退を表明した。ヤフードームで行われたロッテ16回戦の試合後に記者会見で明らかにした。
小久保は和歌山・星林高から青学大に進み、1994年にドラフト2位でダイエーに入団し、95年には本塁打王、97年には打点王を獲得。2004年からの3年間は巨人に在籍し、07年にソフトバンクへ復帰。
ベストナインとゴールデングラブ賞にともに一塁手と二塁手で計3度輝いた。11年に通算400本塁打を達成。今季は6月に史上41人目となる通算2千安打を達成した。
◆ソフトバンク・王貞治球団会長「19年間、お疲れさまでした。度重なる試練を乗り越え、大学卒業者として2000本安打を達成、素晴らしい野球人生を全うした君を誇らしく思います。特にこの6年間はチームリーダーとして、チームをまとめ、昨年は8年ぶりの日本一に大いなる貢献をしてくれました。これからは新しい目標に向かって、さらなる飛躍を期待しています」
小久保は和歌山・星林高から青学大に進み、1994年にドラフト2位でダイエーに入団し、95年には本塁打王、97年には打点王を獲得。2004年からの3年間は巨人に在籍し、07年にソフトバンクへ復帰。
ベストナインとゴールデングラブ賞にともに一塁手と二塁手で計3度輝いた。11年に通算400本塁打を達成。今季は6月に史上41人目となる通算2千安打を達成した。
◆ソフトバンク・王貞治球団会長「19年間、お疲れさまでした。度重なる試練を乗り越え、大学卒業者として2000本安打を達成、素晴らしい野球人生を全うした君を誇らしく思います。特にこの6年間はチームリーダーとして、チームをまとめ、昨年は8年ぶりの日本一に大いなる貢献をしてくれました。これからは新しい目標に向かって、さらなる飛躍を期待しています」