【東建ホームメイト・カップ】石川遼・冷静に大人のプレーで好位置に

　東建ホームメイト・カップ第１日（１２日・三重県東建多度ＣＣ名古屋＝７０８１ヤード、パー７１）。たった１度のガッツポーズは、１８番最終ホール（４５１ヤード、パー４）のボギーパットでだった。今季、国内開幕戦では冷静な石川遼がいた。

　「ダブルボギーも覚悟しましたが、どっしりして打てました」。ピンまで残り１５０ヤード、右バンカーからの第２打はアゴに当たってチョロ。残り１２０ヤードの３打目は「ダウンスイングで左腕に松の葉が刺さって」のアクシデント？もあってグリーンを外す。ミスが続き、ラフからの寄せも２メートルオーバーしたが、返しをねじ込み、踏みとどまった。結局４バーディー、２ボギーの２アンダーは１６位タイの好位置である。

　「ゴルフはミスのゲーム。ミスしたときの選手の精神状態で結果が変わる。冷静に…です」。一般ゴルファーにも為になる「遼の格言」である。そんな石川は今季のテーマに「客観的に自分を見る」を掲げた。

　４年連続して勝利を挙げていたが、昨年は未勝利に終わった。「去年もこの大会で３位になり、いつでも優勝できると思っていたが、結局勝てなかった。やはり、謙虚にならなきゃ。攻めるときは攻めますが、冷静に見るもう一人の自分の存在も大事だと…」

　マスターズは予選落ちしたが、世界の一流選手たちの冷静さと客観性をしっかり体に染みこませてきた。帰国後、婚約も明らかにした２０歳、石川の開幕戦は大人だった。

【スタジオアリス】アマ比嘉真美子とアン・ソンジュが首位

　スタジオアリス女子第１日（６日・兵庫県花屋敷ＧＣよかわ＝６４８３ヤード、パー７２）昨年の日本女子アマチュア選手権を制したアマの１８歳、比嘉真美子（沖縄・本部高出）と、アン・ソンジュ（韓国）が３アンダーの６９で首位に並んだ。

　１打差の３位は前週優勝の笠りつ子や山本薫里ら４人で、さらに１打差の７位に藤本麻子、木戸愛ら６人がつけた。

　有村智恵は２オーバーの２７位。横峯さくらは３オーバーの３９位、上田桃子は４オーバーの５０位と出遅れた。

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【ヤマハレディース】笠りつ子が逆転で今季初Ｖ

「ヤマハレディース・最終日」（１日、葛城ＧＣ山名Ｃ）

　１オーバー、７位タイから出た笠りつ子が安定したショットを武器に６バーディー、２ボギーの68をマークして通算３アンダーとし、逆転で今季初優勝（通算２勝目）を飾った。

　３アンダーの単独首位から出た服部真夕は１バーディー、３ボギーとスコアを落とし、通算通算１アンダーで一ノ瀬優希、茂木宏美らと並ぶ２位に終わった。横峯さくらは通算５オーバー、21位。諸見里しのぶは通算８オーバー、39位。斉藤愛璃は14番でＯＢを連発するなど84と乱れて通算13オーバーの65位だった。

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【ＲＲドネリー・ファウンダーズカップ】宮里藍・優勝逃し２位 Ｖは曽

　米女子ゴルフツアーのＲＲドネリー・ファウンダーズカップは１８日、米アリゾナ州フェニックスのワイルドファイアＧＣ（パー７２）で最終ラウンドがあり、首位タイでスタートした曽雅●（台湾、●は女へんに尼）が６バーディー、２ボギーの６８で回り、通算１８アンダーで優勝した。

同じく首位タイで出た宮里藍は６９と健闘したが、１打差の１７アンダーで２位タイだった。

宮里美香は２６位タイ、金子絢香は６８位タイだった。

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【ＲＲドネリー・ファウンダーズカップ】宮里藍・首位タイに

米女子ゴルフツアーのＲＲドネリー・ファウンダーズカップは１７日、当地のワイルドファイアＧＣ（パー７２）で第３ラウンドが行われ、前日２位の宮里藍が６バーディー、ノーボギーの６６とスコアを伸ばし、通算１４アンダーの２０２で曽雅※（※＝女ヘンに尼）（台湾）と並んで首位に立った。１打差の３位にチェ・ナヨン（韓国）がつけた。

　２位で出た宮里美香は７５と大きく崩れ、通算５アンダーの２５位に後退した。金子絢香も７５と乱れ通算３オーバーの７１位。上田桃子は体調不良のため途中棄権した。　

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【Ｔポイントレディス】１８歳 比嘉真美子・日韓美女圧倒！

Ｔポイントレディス第１日（１６日、鹿児島高牧ＣＣ＝６３５０ヤード、パー７２）１８歳のアマチュア、比嘉真美子（沖縄・本部高３年）が２アンダーの７０で回り、首位に２打差の８位と好発進。同組で回った今季ツアー優勝者の斉藤愛璃（２２）＝程ケ谷ＣＣ、イ・ボミ（２３）＝韓国＝の日韓美女２人に完勝した。４アンダーの６８をマークした服部真夕（２４）＝ＬＩＸＩＬ＝ら３人が首位に並んだ。

　注目の美女２人を蹴散らした。２打差の８位発進。最強アマの比嘉が存在感を見せつけた。

　「トーナメントは去年までの勉強の場と違って、ことしは戦いの場。いまはトップを目指すという明確な目標があります」

　１番（パー５）で第３打がピンを直撃。難なく１メートルを沈めてバーディー発進した。１１番はダブルボギーとしたが、そこから２バーディー。１５番（パー４）で第２打をピン３０センチにつけるなど、ショートゲームも冴えた。

　開幕戦を制した斉藤は８７位、前週優勝のイ・ボミも６７位と大きく出遅れた。きれいなお姉さんを圧倒した１８歳に、元賞金女王も脱帽。今大会のテレビ中継でラウンドリポーターを務める古閑美保は驚きを隠せなかった。

　「すごくうまい。まだ粗削りだけど、それだけ伸びシロがあるということ。楽しみですね」

　大会終了後は、福岡でひとり暮らしを始める。７月のプロテスト合格を目指しての研修生生活。母・彰子さん（５４）に教えてもらった料理のメニューも増えた。得意は「大好き」というカレーライス。母親が考案したチョコレートが“隠し味”の特製カレーだ。

　勝てば、ツアー史上３人目のアマチュア優勝となる。Ｖ宣言して臨んだツアー通算１１試合目。

　「きょうは少し入れ込みすぎでした。そこを修正すれば、ビッグスコアも出せる」。最強アマは本気で頂点を目指している。　

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【Ｔポイントレディス】斉藤愛璃vsイ・ボミ 日韓美女対決！比嘉真美子がアマチュアＶ宣言

　女子ゴルフの「Ｔポイントレディス」は１６日、鹿児島高牧ＣＣ（６３５０ヤード、パー７２）で開幕する。昨年の日本女子アマ覇者の比嘉真美子（沖縄・本部高卒）は１５日、史上３人目のアマチュアＶを宣言した。

　初日は開幕戦を制した斉藤愛璃（２２）＝程ケ谷ＣＣ、前週Ｖのイ・ボミ（２３）＝韓国＝と同組。「美人の２人の間に私がいていいのかな…。でも、目立つからうれしい」とニヤリ笑った。１８歳の最強アマは「勢いのある２人と回るのは勉強になる。目標は優勝です」とも話した。

　大会後は故郷の沖縄を離れ、福岡で一人暮らしを始める。７月のプロテストまで残り４カ月。「アマチュアの間に優勝したい。誰もできないことをやりたいです」。注目の日韓美女対決となるが、引き立て役で終わるつもりは毛頭ない。

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【ダイキン・オーキッド】斉藤愛璃 プロ初優勝

　国内女子ゴルフの開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースは４日、沖縄・琉球ＧＣ（６４３９ヤード、パー７２）で最終ラウンドを行い、２位に２打差の首位で出た斉藤愛璃が通算１０アンダーで並んだプレーオフで三塚優子、李知姫（韓国）を下してプロ初優勝。優勝賞金１４４０万円を獲得した。

　斉藤はスタートの１番でダブルボギーをたたいたが、その後は４バーディーと盛り返した。しかし１７、１８番と連続ボギーとし、プレーオフにもつれた。

　２位は三塚と李。１打差の４位には一時単独首位に立った菊地絵理香がつけた。

　前日１０位の横峯さくらは１イーグル、４バーディー、２ボギーの４アンダーでラウンドし、通算８アンダーの５位。アマチュアで前日７位につけた比嘉真美子は通算５アンダーの１６位に終わった。

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【ダイキン・オーキッド】斉藤愛璃２２歳が単独首位

　女子ゴルフのダイキン・オーキッド・レディース、沖縄県琉球ＧＣ（６４３９ヤード、パー７２）で第２日を行い、昨年７月のプロテストに合格した２２歳の斉藤愛璃が８バーディー、ボギーなしの６４をマークし、通算１０アンダーの１３４で単独トップに立った。

　昨年のプロテストに合格したばかりの２２歳の新鋭は「１打１打に集中してできた」と相好を崩した。

　爆発のきっかけは２バーディーとして折り返した後半の１１番（パー５）。残り１００ヤードの第３打をピン５０センチにつけて難なくバーディーを奪い、「後半のいいスタートを切った」。さらに１３番からは４連続バーディー。切れのあるアイアンショットでピンに寄せ、１６番（パー３）ではグリーン右手前から残り２０ヤードをチップインとする好調さ。昨年大会覇者の朴仁妃が同組で「（朴が）いいゴルフをしていて、付いていく形で楽しくゴルフができた」と振り返る。

　２打差の２位には大会２連覇を狙う朴仁妃（韓国）がつけた。首位スタートの諸見里しのぶは７１で、アマチュアの比嘉真美子（沖縄・本部高）らと共に斉藤と５打差の７位。６９で回った横峯さくらは１０位に浮上した。

　通算イーブンパー、１４４までの５３選手が最終ラウンドに進み、宮里美香、２年連続賞金女王のアン・ソンジュ（韓国）は予選落ちした。

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【宮崎女子オープン】森美穂・国内デビュー戦２位発進

◆アジア女子プロゴルフツアー　宮崎女子オープン第１日（２３日、宮城・レイクサイドＧＣ）　“かわいすぎるゴルファー”森美穂（１９）＝三好ＣＣ＝が、国内プロデビュー戦で好発進。１８番でイーグルを奪うなど６９で回り、３打差の２位。首位は６アンダー、６６の下川めぐみ（２８）＝フリー＝。２００９年の日本女子ツアー賞金女王の横峯さくら（２６）＝エプソン＝は１オーバーの２４位タイ。

　森の笑顔が輝いた。１８番パー５。残り２０５ヤードの第２打を３ウッドでピン１・５メートルにつけ、イーグル奪取。１イーグル、２バーディー、１ボギーでまとめ、３アンダー。「技術はまだまだでも、状況判断はしっかりできた」と話した。

　昨年はプロテストに失敗し、ツアー出場権をかけた予選会１次で敗退したため、今季の国内ツアーの出場権はない。「落ち込んだ時期もあったが、マイナスだとは思わないように」と前向きになり、今大会に挑んだ。

　１月には原江里菜（２４）＝フリー＝らと千葉で合宿。原と親交のあるプロ野球、楽天の田中将大も参加しており「見ているだけで一つひとつの姿勢が勉強になった」。優勝も狙える最終日（２４日）に向けて「まずは自分のゴルフをすること」。愛らしいルックスで注目される１９歳は、自然体を強調した。

　◆森　美穂（もり・みほ）１９９２年１２月１９日、三重県生まれ。１９歳。３歳から父の影響でゴルフを始める。中学時代から活躍。２００７年には１４歳で国内女子プロツアーのフジサンケイレディスに出場、予選落ちしたが、ビジュアル系選手として注目される。昨春、福井工大福井高を卒業し、プロ宣言した。１５７センチ。

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